流転・更新手法​ Flow / update method

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

未完の古里:流転の形式

作品概要

 「流転」、仏語、「六道・四生の迷いの生死を繰り返すこと。」という意味であり、一般的に「移り変わってやむことがないこと。」の解説もある。この設計は、「流転」のような意匠こそを伝えたいことである。

 建築又は空間はどのような存在であろう。解体・新築、この繰り返すエ ンドレスな営造活動の間に、我々はいったい何を破壊・創造してきたのか。実在のマッス、又は精神的な存在、どちらが建築のリアリティな姿により近づいているのか。一瞬間の新築、何百年に存在している廃墟、どちらがより完璧な形態を見せているのか。この設計の目的は上述のさまざまな問題を検討するためである。

 計画地は、宮城県石巻市南浜の東日本大震災で津波により被災した住宅地跡である。そこに、地元の工芸工房を中心としたパブリックスペース及び津波避難タワーを含む複合施設を設計し、新たな生活の可能性を提 案する。意匠としては、被災後の住宅の基礎上、つまり住宅が存在した 空間にキューブ型の個室やテラスを配置し、最上階には避難タワーとな る元住宅の量塊(マッス)を再現する。この成り立ちに、災害により失 われた量塊は異なる形式によって何回見え隠れしている。このように建 築の時間軸を再認識するために「流転」の表現を試みた。

臨時建築が構成する仮設都市の可能性 日本橋恵比寿講べったら市を対象として

作品概要

 日本橋恵比寿講べったら市は大伝馬町の寳田恵比寿神社を中心に年に2日間開催される市であり、江戸から400年の歴史を持つ。その際に単管パイプを用いた「臨時建築」が街中に広がり一時的な「仮設都市」を構成することで期間中10万人もの人で賑わう。一方、この地域は江戸から続く老舗や住宅が次々と潰れ、住民の新陳代謝が激しい。そのためかつて呉服問屋や木綿問屋、旅籠屋街として栄えていたが、日常時は閑散とした地域となっているのが現状である。
 非日常時(べったら市)の「臨時建築」の展開を日常時にも応用することで旧大伝馬町における単管の循環を用いた半永続的な仮設都市の可能性について考察してきた。べったら市という仮設都市の歴史があるこの地域だからこそ実現し得る提案であり、近年のマンション建設ラッシュによって乱れた街の景観を統一する手段の可能性の一端を示すことが出来た。またこの提案によって、江戸時代から地域を支えてきたが現在縮小しつつある「は組」の伝統を維持することで旧大伝馬町としての独自性を保つ可能性も示せた。

レトログレッシブアーキテクチャの生まれ変わり

作品概要

建築は、集合的記憶と文化的記憶の両方を保存する媒体として非常に重要な役割を果たします。ただし、既存の建物のライフサイクルは、崩壊のために比較的短いです。一部の建物は、リノベーションやアダプティブユースによって復活する可能性がありますが、現在の生まれ変わった方法には、2つの生命の間に未知のギャップが存在するため、記憶の不連続性を引き起こすという大きな問題があります。ギャップが非常に長いため、元の場所へのすべての本当の記憶がすでに失われているため、死後の建物は物理的な形だけを持ち、精神は持ちません。

HANOI4D
- 街路の立体化によるオルタナティブな都市更新手法の提案 -

作品概要

ハノイの旧市街地を敷地に既存の平面的に優れた空間構成を3次元に拡張するユニットの提案をします。そのユニットを都市に段階的に挿入していくことで、既存の良さを失うことなく、住人の力で徐々に段階的に都市を更新していくことができるのではないでしょうか。ハノイの36通りは、1haあたり800人が住むエコで職住近接、高密でコンパクトな地区です。土着的でハノイの高温多湿な気候、つながりの強いコミュニティの中で生きる知恵が長屋形式の特徴である街路→ショップ→通り庭→居室→外気といった2次元の平面構成に詰まっています。しかし、そうした良さはショッピングモール、大規模マンションの開発によって失われようとしています。また、庭は無秩序な増築によって埋められ、住環境は悪化しています。そこで私は立体街路を挿入することで既存の空間構成を保ったままに都市を段階的にリノベーションする手法を提案します。3棟の長屋をワンセットとしてユニットを構成します。まず、真ん中の長屋があった部分に立体街路を挿入します。それに伴い、より高密で職住近接度の高く、豊かな外部空間を持つよう既存の空間構成をもとにして隣り合う長屋は増改築されていきます。立体街路の隣り合う空間はショップへと書き換えられ、人びとは通り庭を通って居室へ向かいます。このユニットを住宅密集地、マーケットに挿入し、少しずつ漸進的に都市をリノベーションしていく手法を提案します。

地に根ざした再興
- 木密地区における住宅の更新 -

作品概要

木造密集住宅地では、狭い土地に密集して住むことから、常に他人を意識しながら生活し、助け合いながら生活しており、そこには根強いコミュニティを持っている。さらにそこに何年も建ち続ける木造住宅は、その根強いコミュニティを支える都市構造と捉えられる。

敷地の豊島区東池袋4、5丁目の木密地区では耐震面、防火面において問題が多いことから、この木密地区の一部を一斉建て替えする再開発が行われ、元ある都市構造は崩壊し、根付いていたコミュニティは失われていく状況である。そこでこの木密地区にある、根強いコミュニティを継承しながら、耐震、防火面に置ける問題を解決出来る更新の仕方を計画すること目的に提案を行った。

この木密地区に根付くコミュニティは、人のためだけの空間である路地空間に住戸が向かい合い建つこと、その路地空間が複雑ながらも連続してあること、そこに行けば誰かに会えるというコミュニティの場である商店街を身近に持つことを基盤に成り立つと仮定した。

そして、「都市計画とともに増幅する容積率」、「敷地にある路地空間」、「街区内部にある未接道の建物」、「再開発により失われる商店街」を手がかりに、都市の整序化、つまり新たなこのまちの建て替えのルール により、「従前居住者の住戸の共同建て替え」と「商店街の移転」、「新たな単身居住者のための住戸」という木密地区における新たな低層集合住宅を計画する。

集合住宅から生まれかわるマチ - 街路性を内包する集合住宅を核とした段階的マチの更新手法 -

作品概要

都市の中には昔からの営みや町並みを残す町が存在する。そのような町においても集合住宅は単体として町の中へ入り込み、既存の町の魅力を破壊する。集合住宅はマチに対してどのような存在になりえるか。マチと共に再考していく必要がある。
 本計画では昔からの町並みの残る墨田区京島の木密市街地において,老朽化した木賃アパートの建て替えを核とし、住環境を改善していく段階的更新手法を提案する。マチの中に集合住宅を核としてマチの更新を行なうための小さな群をつくる。この新しい住宅群を【クラスター】と呼ぶ。核となる集合住宅は最小拡幅と耐火性の向上、立体街路による新街路の創出を行い、クラスターは建て替え可能範囲となる。核となる集合住宅は連結建て替えを段階的に行うことでクラスターを広げることができ、小さなクラスター同士が次第に広がり,つながっていく事でマチ全体を更新していく。さらにマチを取り込むため2つの要素、Façade box,拡張余地を用いることで京島らしさを継承する。
 縮退する都市において経済論理支配された集合住宅は今なおつくられ続ける。集合住宅はマチを救うものになり得る。集合住宅がマチを生まれかわらせていくひとつの可能性をここに示す。

<建築の終わらせ方>を設計する 建物の取り壊しを越えて引き継がれる地域性と風景

作品概要

近年、取り壊しの決まった建物において、解体までの間にイベントや展覧会を開催するなど、いわば<建築の終わらせ方>を指向した事例がみられるようになってきた。こうした状況を踏まえ、本計画では、取り壊しが決まった建物の一時的な改装と、イベントの開催を通して、建築や地域の意味を住民同士で共有することが可能となる、<建築の終わらせ方>を考慮した設計を提案する。
実際に取り壊しが行われつつある地域を2箇所選び、それぞれの地域に適した<建築の終わらせ方>を設計する。対象1は、郊外にある団地に「まちの記憶展覧会」会場を設計し、失われていく地域性や、世代間の軋轢により解体しつつあるコミュニティを再構築するきっかけとなるイベントを計画する。対象2は、衰退期を迎えたシャッター商店街に、まちのギャラリーと寄合所を設計することで、街の変遷を振り返り、新旧の住人の交流が盛んに行われる、未来の街の姿について考える場所を計画する。いずれの対象においても、計画を主導・実践する人物として、「オクリビト」と呼ぶ活動家を想定する。彼が地域に訪れることから始まる一連の事象を、建築設計として扱う。オクリビトは、設計者としてイベント会場の空間構成を行う他、キュレーターやファシリテーターとして地域を巻き込んでいく役割を果たす。こうしたオクリビトの活動により、取り壊される建物が任ってきた役割を継承する、新たな建築像や地域像が生まれる。

切断の諸相 - 解体現場での経験を通して -

作品概要

大学二~四年の春休み、解体現場でのアルバイトを行った。住居の解体を主に、全33の現場に関った。その体験を通じ、次なる場を造り出す。契機としての「解体」の可能性を強く感じた。構築行為の原初的地平として解体を捉え、既存の都市・建築・空間を『切断』することで新たな価値の芽生えに接近する事を目的とする。
経験から空間へ:「切断行為」から発生する原初的な空間形態を、住居解体のプロセスに従って7つの模型に展開し、空間手法とする。
経験から都市へ:機能の飽和点を迎えた場所を再構築する契機として「切断面」を定義し、都市において採集を行った。
そして、3つの敷地において「昇華」「接触」「漂白」という切り口から切断を行い、既存の時代、スケール、構造を横断することで手法の射程を探った。
修士設計で建ち上がった「切断の諸相」が都市・建築・空間の在り様と新たな地平を今後の自身の設計活動に啓示しうることを望む。

建築の終生 - 縮小する小学校 -

解体を前提に建築をデザインすることによって、縮小する未来を許容した小学校を提案する。

ある日突如として姿を消すのではなく、人々に使われながらゆっくりと消えていく。
ろうそくが身を溶かしながらなくなるまで火をともし続けるように。

私の母校である小学校は統廃合により近々解体される。今でも鮮明に思い出される母校での記憶。時代の流れとともに、解体により突然と姿を消そうとしている。これまで建築を作ることばかりを考えてきた私は、母校の廃校という事実を目の前に、建築の死というものを考えるようになった。現代において建築は「いかに長く大切に使うか」が主題になっており、延命的な考えが蔓延している。しかし、モノは有限であり、生まれると同時に死が存在するとすれば、「いかに終わっていくか」を建築を生み出すときに考えなければならない。それは決してネガティブな考えではない。終わること、死んでいくことを積極的に行うことで、そこに新たな価値や物語を生むことができるはずである。

この経験から、プロジェクトでは母校の統廃合後の新校舎を計画する。
これは縮小することで小学校としての生涯を全うし、美しく終わる建築の終生である。

宅地細分化に伴う住宅群更新のケーススタディ
- 洗足田園都市 小山7丁目における住宅地の段階的個別建て替えシステムの提案 - 

豊かな住空間とは関係の選択肢が多い空間であると考える。本計画は宅地細分化に伴って、住宅が敷地内だけで閉鎖的に計画され、高密化している現状に対して、自ら外部との関係を選択していくことのできる、個別建て替えシステムの構築により、良好な住空間を作り出すことを目的とするものである。
 地上レベルは外部空間との一体的な利用や、住戸間の関係をつくり出すために、できるだけ開いた作りとする必要があると考えた。そこで大勢が集ってお茶を楽しむような、開けた「ひろま」空間として定義づける。セットバック距離の調整、外部生活空間のたまり、敷地境界線の延長、ワンルームの構成、レベル差、プライベートをコントロールする素材、戸による外部空間との連続性の創出といった手法を用いて設計を行った。教室やSOHOなど、開けた住宅機能を展開することができる。外部と連続した「ひろま」が人々の関係性を多様なものにしていく。
 2層レベルはプライバシーを確保した作りとしながら、いかに開いた空間をつくるかが重要であると考えた。そこで静かにお茶をいただくような、「こま」空間として定義づける。「こま」は個室で構成されており、抜けの方向性の調整、周辺環境から屋根勾配を決定するといった手法を用いて設計を行った。
 それぞれの欲求を満たすためではなく、ささやかなルールのもと、譲り合いながら戸建住宅を建てることで、より豊かな住空間を作り出すことができると考える。

Aleatoric houses -case of shimoochiai-

都心の均質な住宅地の更新を考える際に住戸間の関係や接道条件の関係に着目した外部空間を生成する更新方法を敷地の区画を維持する事を前提条件にした場合で建替えシミュレーションを通して考察する。論文編では東京の住宅と家族構成の変遷から核家族化と住戸の縮小化を明らかにし、対象区域の変遷から敷地の細分化が進んだ事を明らかにした。そして対象区域から都心の均質な住宅地を選出しケーススタディ対象敷地を選出した。次に参考事例を新建築と住宅特集から選出し、外部空間を生成しながら計画住戸に取り入れている事例を分類した。その作品群からハーフ&ハーフ型、プライバシーウォール型、L字ボイド型の3つの構成方法を抽出した。その3つを現状、建蔽率、容積率を最大にして建替えた場合、抽出した構成で建替えた場合で分析を行った。その結果、接道条件別に適合する構成が異なる事が明らかになった。角地ではL字ボイド型を軸にプライバシーウォール型やハーフ&ハーフ型を用いる事で異なる角度からの視線をレベル差も用いて展開することが有効で住戸間、南北に接道する住戸ではハーフ&ハーフ型とプライバシーウォール型の組み合わせで実質的な住戸間の距離をハーフ&ハーフ型で生み出しながらプライバシーウォール型で視線をコントロールするような構成が有効であることが明らかになった。論文編ではそれを発展させ12戸を設計し、外部空間が連動する段階的更新を計画する。

Parasitic Wood  - RCラーメン造における木造置換 - 

 時代の流れと共に、都市は更新を続けている。都心部の多くの建物は不燃化実現を目指して、コンクリートや鉄骨へと置き換えられていった。しかし、耐震強度や増床を目的とした「SCRAP&BUILD」といった方法は、廃材やエネルギーなど環境負荷が高く、施工コスト、その街の特徴の消失、といった問題がある。
 そこで、新たな都市の更新方法として“木造置換”を提案する。木造置換は、木材の比重がRCの1/6であることを利用した『重量置換』を基本とし、これまで働く場のみだったオフィスビルに「住む機能」「学ぶ機能」といった新たな『用途の複合』、将来都市が縮小を向かえる際の『順次解体の容易性』、そして「連結」「避難動線の確保」など『今後の社会変化への対応』を1棟レベルではなく街としての対応を可能にする。
 構造計画としては、既存のRCへの増築を、柱→大梁→CLTというマッシブホルツスラブによる架構で行う。この架構を片持ちでRCスパンから持ち出し、空間を拡張しながら、外部を平面プランに取り込むことで、これまで利用されなかった屋上に新たな都市環境を構築する。
 そして、“木造置換”によって都市のスカイラインは均質なものから姿を変え、これまでなかった夜間に灯りが灯る街並みへと変化を遂げる。

都心部における既存中小ビルの連結手法研究

 日本の都心部には多くの「中小ビル」と呼ばれる建物が存在する。各々のビルは統一感、景観というものを全く無視しており、バラバラな景観を作り出している。しかし私はこのような中小ビルに大きな可能性を感じると同時に、大きな魅力を感じた。
 中小ビルの密集するエリアの選定、分析により中小ビル自体に大きなポテンシャルを秘めていることを明らかにした。そして景観に対して大きく欠落していることや、法律によってできた形状や隙間も日本の固有性として評価して美しいものだとすれば、この固有性を生かした設計こそが日本独自の建築手法として考えられる。私は中小ビルを3つの「連結」という手法を使って再構築する。そしてバラバラな都市の魅力や可能性を引き出して、都市ならではの生活ができる空間を創出する。
 「連結手法」は単に「1建物」の改修ではなく「周辺の建物(まち)」との関係で作られる改修の一つである。魅力がないと思われていた老朽化したオフィス街は、連結によりつくられる「生活」という新たな尺度により、既存建物の魅力を最大限に引き出し「まちのコンバージョン」をすることを可能にする。それはまた中小ビルの価値の転換を起こす媒介であると確信している。私は中小ビルこそが日本にしかない日本文化のアイデンティティを形成するものだと信じている。

重奏する空き家のタナトス

建築としての死(タナトス)を迎えた空き家に,かたちを残したまま新たな役割を与える.地層が重なるように化石化した空き家はボイドとなり,重奏する家の風景がまちの風景となる.

あの空き家を紅葉のように変えれたなら

木の葉は紅葉して人を魅了し,落葉して他のエネルギーとなる.集合住宅を町工場として空き家を再活用し,最期は木材チップなどでエネルギーに変換するという,空き家の終わり方を目指した提案.

分割築することで更新される集合

既存ストックを新たな断面線で解体し,適切なスケールへ各々を縫い合わせる.この地区の面影を引き継ぎながら,全く違う風景を奏でるセカンドフェーズへ移行する.

Second Story Love

建築のコンテクストは発展や変化のきっかけとなる。朽ちていくことと格闘しつつ、 老朽化を受け入れ、新しい条件に適応させることは、居住空間が紡ぐ物語にとって不可欠な要素である。この豊かな建築の足跡がわれわれのプロジェクトに活気を与えることとなり、その家をふたりの恋人の物語を育む場所とする。私たちは神話「ピュラモスとティスベ」や「織姫と彦星」からインスピレーションを得た。これらの物語は、恋人たちは隔てられることでより親密な関係を育むということを伝えている。そこで街中の既存の建物を改修し、1階では中央の十字の壁が恋人たちを隔て、2階ではふわりと布のかかるキャノピーを計画した。親密な関係を育て、共同の生活空間をつくり出す余地を残す家である。

所有区分の過渡期

産業体系、法律、建物、人間などさまざまな主体のそれぞれのタイムスケールがズレはじめ、家々は過渡期を迎えている。そこで植物からマテリアルまでさまざまな主体をフラットにとらえ、複数の主体を重複させることで、スクラップアンドビルドを前提とした再開発と、既存の文脈に基づくリノベーションの間のような、来るべき変化の下準備のようなものとして機能する、アーティストインレジデンスを考えた。

式年遷住-集落土場での暮らし-

木の住まいはこの土場を介して移ろう。大きな柱はその隣の家のひとまわり小さな柱へ、そのまた小さな柱へ、もっと小さな木サッシへと、痛んだ材の取替え時期に合わせて流れる。柱や床や屋根など、住まいのある部分をいささか大きくした特徴的な4つの家々は、相互の生活の余白を埋めるように共用する場をもち、修繕の際には再び大きな材が土場へ運ばれ、またどこかの家への修繕に使われる。そんな式年遷宮のような自立型の共生のかだちをもった木造住宅群の提案

第13回ダイワハウスコンペティション
過渡期の家

概要

今、この時を「過渡期」であると考えてみます。

過渡期とは、古いものから新しいものへと移り変わる途中の段階をいい、変化を模索する状況と言えます。社会が大きく移り変わる中で、今ある常識を疑って、もっと多様に新しいものが生まれる可能性をもつ言葉です。では「過渡期」において、家はどのように変わるのでしょうか。あなたが今、切実に感じる問題や出来事から何の過渡期であるかを設定して、家に本当に必要なものは何か、さらには過去の歴史や生きることの根源にまで遡って、この先に希望を見いだす家を考えて下さい。敷地は架空でもリアルでも自由です。戸建てでも戸建ての集合でも形式は問いませんが、ひとつの住宅として必要な空間を提案してください。

住宅という概念の根本に問いかけるような、まだ見ぬ住まいのあり方を期待します。

 コンセプト ~

このサイトは様々なサイトや学生団体をまとめるある種「建築学生の教科書的役割」を果たしています。サイトの情報は先輩から後輩へ引き継ぎ共有していくため日々更新を続け成長していきます。全国の全建築学生が共有できるよう友達にサイトを共有しよう。 リンク

 サイトマップ ~
 コメント ~

​このサイトは建築設計を取り組む全国の建築学生へ先人の設計知識を共有し建築設計のレベルを上げるために作成しました。設計が就職するためや賞歴をつくるために終わらず設計をもっと楽しく新たな可能性に挑戦してくれると願っております。(清水)

Zenkoku Kenkomi​ 2020 ParticipatoryArchiveMedia

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