偶発性・非予定調和 Accidental / unplanned harmony

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

建築と秩序
- 予定調和を超えた質をもたらす《しなやかな秩序》-

作品概要

建築の本質的な性質は秩序をつくりだすことである。

私は、 近代の一義的な秩序ではなく、 もっと持続的に幅のある現実を含みながらも物理的・感性的に働きかける 「しなやかな秩序」 が必要である。「 しなやかな秩序」 は必然と偶然、多様性や不確定性を包括して扱うことのできる受容性と能動性を併せ持っている。

そしてその 「しなやかな秩序」 によって、 時代を超えて人を惹きつけ続ける、 生きた空間を持った建築をつくりたい。

例えば古い民家や自然発生的な都市などの時代を超えて評価されている建築は、 人々を惹きつける、 言葉では言い表せない豊かさを獲得しており、 本提案の目標とする質に非常に近い。 しかしこうした質は、 一人の建築家が設計したものではなく、 予定調和でつくられたものではない。

それでは、 こうした古い民家や自然発生的な都市のもつ質を、現代の都市において新たに獲得するにはどうしたら良いのだろうか?

それには 「しなやかな秩序」 によって偶発性や多様性、 不確定性を取り入れると同時に誘発し、予定調和を超える質をつくるという方法があると考えている。

これは近代の機械論的な考えの枠を超えており、 これからの建築の最も本質的で普遍的なテーマなのではないか。日々新たな気づきや発見、人や出来事との出会いに溢れた状態。コンテンツや流行、時代が次々と移り変わっても色褪せずに人を惹きつける。そうした生きた空間を持った建築をつくりたい。

切り欠かれた境界 - 児童館とコミュニティセンターの複合施設の提案 - 

公共施設という様々な人が自由に使える施設において、それぞれ違う目的を持った人が集まるという状況に可能性を感じた。
今日の公共施設は様々な人や機能を許容するため、あまりにも完結的な空間としてつくられている。それは使用者、管理者側にとって使いやすく、管理しやすい空間である。しかし、このようなすべてを許容した空間は、かえって行為を単一化し、人の行為がもつ多様性を包容できない空間となってしまっているのではないか。
 大規模な再開発が行われ高層マンションや大型商業施設が増え続ける、現代都市の象徴ともいえる豊洲に注目した。若い世帯と子供が増加している豊洲において、高層マンションという孤立した居住環境が多い中、住民同士のコミュニケーションが生まれるきっかけとなる場はとても重要である。部屋の使い方や使い易さを求めるが故の室内で完結した空間ではなく、部屋と部屋、部屋と外部といった周りの環境でつかわれ方が変わってくるような、本来の人の行為の多様さを許容する施設が求められると考えた。
 本設計では空間の境界を操作することで、遊びの発見やコミュニケーションを生む意外性や偶然性がある空間、隣の部屋との関係で使い方が変わっていくような空間を設計する。

偶然性を有する建築空間の可能性  - 紙屑から建築への空間試行 - 

僕自身の身の回りを構成している退屈な物体を建築というならば建築でない建築をつくりたい、という私的な不満と矛盾した思いから本修士設計は始まる。
建築でない建築とは何か。建築を合理的で計画的な物体と仮定した時、それと対立する偶然的な非合理的で無責任なものから建築をつくることを考えた。今回は紙屑というただのゴミから建築へ進化させるといういいかげんで馬鹿馬鹿しいとも思えることを試みる。紙屑の持っている形態を偶然的なものであると位置づけ、その複雑な小さな形態を人の入り込める「空間」に変換することで紙屑の建築的スケールを知覚する。
本計画では、建築でないもの「紙屑」から建築に進化していく過程を3つのSectionに分けて試行する。Section1ではプログラムや構造、設備等が建築を構成する合理的要素であるとして紙屑にそれらを付加していくことで建築に近づけていき、5つの住戸による集合住宅の設計として提案する。Section2では紙屑を模型と捉え、1/10から1/200のスケールをその紙屑模型に混在させることで様々に変化していく紙屑空間を知覚する。Section3では自宅に1/1の模型をつくることで紙屑空間を体験する。これら3つのSectionから身の回りに存在する退屈な建築ではない、発想・発見を誘発するような刺激的な建築空間を見出す。

光付く群れ

古い木造住宅の基礎に見られる光付けのように,日本人は昔から自然の形に寄り添い,その不都合さに抗うことなく,器用に受け入れ共に生きてきた.都合の良い物事に取り囲まれる現代に光付けを施す.コンクリート型枠内に氷の塊を投じ,溶ける氷と固まるコンクリートの境界で起こる自然物の反応によって,規格と自然形を持った多様な場とコミュニティが生まれる.今後の日本の集合住宅が持つべき,不都合さの中の楽しみを見直す試み.

消隠の都市

人口減少と高齢化が進む現在の状況に対して「消隠の都市」を提案する.建物を伝統的な商店街形式ではなく,樹形模様に配置する.このダイナミックな配置による適度な緊密性と外部空間をつくることで,商店のための多様な可能性が生まれ,昼夜を問わずエリア全体に豊かな表現を与える.樹形模様の建物は時の経過と共に通常とは逆方向に成長,つまり減築していく.そして外部空間の割合は,空間的な特質を保ちながら次第に内部空間の割合を上回り,最終的には光,緑,新鮮な空気に満ちたコミュニティを形成する.

変わるモノ 変わらないモノ

30年という時間の中で変化するものは多い.だからこそ,変わらず に残り続ける自分のお気に入りの場所があってもよいと思う.都市と の間に自分の居場所を残す集合住宅.いろいろなユニットに解体す ることで,自分に必要な部屋を借り,ニーズに合わせた生活ができる. そうすることで,ひとり暮らし,家族,ふたり暮らしなど,さまざまな 人が住むことができる可能性を広げる.また,ひとつの住居で完結し てしまうよりも,居住者の感じる生活空間が意識の上で広がると考 えられる.その中で自分のお気に入り場所は変わることなく残り続け る.30年後も変わらずに残る自分の居場所.

屋根裏の知恵

本を介した共有の場。それはもしかすると無駄な空間。ひとりでは分からなかった、何か新しい価値が生まれる可能性。そのためにコミュニティはあるのではないだろうか。古書店の多く集まる場所には共同体がある。これは、自立型共生のしくみだろう。彼らは古本の交換会を開き、自分たちの店の売れない本を誰かに見つけてもらう。それぞれのお店は完結しながらも、自分たちの持て余していた本に新しい価値を生む。本が好きな人々が一緒に暮らせる家を考える。生活の余剰で新しい本と出会い、生活の質が少し変わるような場所。隣人と、家族と、ひとりひとりと、本を介し、住宅の中で新しい繋がり方を。

PROPAGATE -隆起する浅草-

1873 年(明治 6 年)に「浅草公園」と命名され、一区から七区までが緑地と最先端の歓楽が混在する自然豊 かな場所でした。しかし、浅草の発展とともの緑は失われ、高密で断片的な活動の場所となっています。 浅草の地に「山」のような立体的な公園を提案することで、再び豊かな緑を取り戻し、かつての自然と最先 端の文化が共存する豊かな活動の拠点を提案します。

 コンセプト ~

このサイトは様々なサイトや学生団体をまとめるある種「建築学生の教科書的役割」を果たしています。サイトの情報は先輩から後輩へ引き継ぎ共有していくため日々更新を続け成長していきます。全国の全建築学生が共有できるよう友達にサイトを共有しよう。 リンク

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