家具・工作物・屋台・構法 Furniture / crafts

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

Artificial Bamboo Node

作品概要

竹を用いた仮設構造体の制作とその接合部である仕口・継手の役割を果たす『人工節』の開発を行なった。モノとモノとのつなぎ目、建築を支える小さな部分、そういった細部が建築全体を決定づける。自然と人工、デザインとエンジアリング、デジタルとアナログ、設計と施工、様々な2点間を行き来し、その間でバランスをとる。

竹を建材として扱うとき、素材の特性を生かし「束ねて縛る・曲げる」といった方法が合理的である。しかし、本制作では「竹を切り出した円筒状まま使用(乾式)・1本で在軸を取る」という非合理的な問いをたてた。

不定形な自然素材をいかに定量化して扱うか、1:1スケールで実際の素材と向き合い、試行錯誤を重ねた結果、ディテールを機構的に解くことで『人工節』の開発という思わぬ可能性を見出した。節の中に「仕掛け」を入れ、竹の2つの切り出し角度(45,90度)によって、仕口と継手が生まれる。改めてそれらを繋ぎ合わせる事で「しなる・束ねる」とは違った『人工節』でしかなり得ない、不思議な様相を見せる。

日常の生活の中にあるのモノ、大量に市場に出回っているモノの組み合わせを考え、組み替えを行う、そんなちょっとしたことからでも非日常を生み出す、新たな建築を作る可能性はあるのでないか。そして何より、一見無駄かもしれないことに「こだわり」を持って、しつこく向き合い、作り続けることに、美学や価値があることに気づかされた。

移ろいゆく風煙
- 自然換気を生みだす移動空間の研究 -

作品概要

ベルヌーイの定理によって説明される自然換気には、無風状態では機能しないという欠点がある。そこで、本研究では、空間自体を移動させることで生じる相対的な空気の流れを利用して、自然換気が可能となる仕組みを考案する。次に、この仕組みが効果的に働くための空間形状と開口配置をCFDシミュレーションによって明らかにする。最後に、以上の検討に基づく小さな実空間の制作を行い、仕組みの有効性を検証するとともに、現代都市における新しい喫煙空間の可能性を提示する。

本設計では、相対的な空気の流れを生みだすために、空間ユニットを4輪車に載せて人力で牽引する仕組みとした。また、空間ユニット後方下部には給気口を、上部には排気口(排煙フィルター付き)を設置した。

実空間の利用方法は、観光地を巡ることを想定する。街の風景が見やすく、人の視線が気にならない開口とした。停留時には、2枚の壁を跳ね上げ、外部空間と繋ぐことによって、多くの人が集う茶屋のような場として活用する。これは、かつて宿場町間を駕籠に乗って移動する際に、茶屋に立ち寄り、休憩していた生活文化を連想させるものである。

これらの実空間の設計により、現代都市の新しい喫煙空間の可能性を提案する。

『組木』を用いた新たな木質建築の提案 - 横浜市中区黄金町を対象として -

作品概要

横浜市中区黄金町の京急線高架下を計画地として選定し『組木』を用いた新たな木質建築をテーマとして空間を制作したものである。本計画は木質構造を利用した近年の建築動向について多数の調査を行なった上で、未だ建築には応用事例のない「六本組木」に着目し、提案を行なっている。組木とは飛騨高山の職人が玩具に使用してきた、釘などを使わずとも複数の木材を組み合わせることで固定させることができ、束ねることで強固な強度を得ることができる技術である。部分模型を制作し施工性や木材の断面寸法、格子のグリッド、納まり等の検討をし、それに基づいてモックアップを自ら制作した。組木を用いた建築物は構造性と意匠性を併せ持ち、空間に対し様々な表情を与える。組木で規則的に組み合わせられた立体格子(一次部材)に壁や床、棚といった要素の部材(二次部材)をはめ込むことで建築として成立させる。負のイメージを払拭すべく、アートを中心とした街の再生が行われている黄金町において、この組木の建築をアーティストや住民ら、その周囲の人間を巻き込み自ら作り上げ、各々が適宜に装飾することで新たな街の顔となる。また、組木の建築は黄金町に限らず様々な場所でも展開と応用が可能である。

ポストテンションと3Dプリンターによる曲面成型手法に関する研究

作品概要

デザインと工法は互いに支え合う関係にある。
情報技術を建築設計に応用することによって環境や構造に合理的な計画が可能になってきたが、合理性によって導き出された多様化する形態にアップデートされていない現場はかえって以前より複雑性を増している。アップデートされた設計手法にはアップデートされた建築工法が求められている。本計画では一種類の曲面パネルを成型するのに同じ種類のメス型曲面型枠を用いらなければならなかった現状に対し、3Dプリンターとポストテンションを用いることにより一種類の平面型枠からバリエーションのある曲面パネルを成型する手法を考えた。鉄筋コンクリートの鉄筋にあたるモデルを3Dプリンターで作成し、コンクリートにあたる部分はシリコンを用い、硬化させた後に内部に通しておいたワイヤーを引っ張ることで曲面成型を行う。この手法は内部に埋め込む3Dプリンターのモデルを変更するだけで様々な種類の曲面を成型することができるので、モデリングに専門知識がない施工技術者と作業を分担しながら協働して制作が行うことが可能だ。将来的にはシリコンより固い樹脂やコンクリートで実現することを考えている。
今回は3Dプリンターの素材がまだプラスチックより固いものが使えなかったため、シリコンを用いているがいつか金属の3Dプリンターが一般的になってきた時、より大きな意味をこの計画は持つと思う。

無題
- 継手仕口を用いた変形する木架構の研究 -

作品概要

時代の移ろいに静的ではなく、機能や構造や表現に応じてインタラクティブに変化することが、私の理想とする建築のあり方ではないかと感じました。本制作では、継手・仕口という職人による伝統構法に着目し、同じ部材の数と形状で二つ以上の形態に変形できる木架構の研究を行いました。継手・仕口は建物の規模や用途だけではなく、経済的動機による合理化、工具の開発による技術の進歩、作業性の最適化などにより発達してきました。そういった中で、一つの形状で継手にも仕口にも変化するものも生まれました。これはまっすぐのばすことと、折れることができる接合の仕組みです。「まっすぐ」と「折れる」といった2つの状態の組み合わせで、部材数に応じて多様な形態へと変化することができます。この形状を計量化することで、任意の角度に「折れる」継手を開発しました。プログラムを作成し、任意の角度を入力すると0度から180度未満の範囲で接合部の形状が自動的に生成できます。計算幾何学による相対値を用いた形状であるため、手作業だけではなく、デジタルファブリケーション技術を組み合わせ加工を施しました。簡潔なルールから生まれる、豊かな多様性や個別性によって、都市へと与える変化を見据えた創造性の高い空間が作れると考え本制作を行いました。

Elastic Morphology - 曲げ加工を用いた圧縮成形による木質架構の研究 -

本修了計画は、家具のデザインやプロダクションに大きな変革をもたらした、「曲げ木」を応用・発展させ、木質の3次元的な曲面構造体をつくることで、これまで得られなかった人と建築の関係や生産のしくみを提案することを目的とします。

用いる素材は1.6mmの薄いプライウッドです。切り出した部材を一晩水に浸し、翌日煮沸して熱を加えた状態でベンディングし、90度回転させて合わせることで、薄く脆い素材であってもX軸とY軸それぞれに面として剛性の高い3次元的な木質ユニットができます。このユニットは従来の曲げ木のように型を必要とすることはなく、上下のパーツが合わさることで、互いの治具、型の役割を果たし、かたちが生成されていきます。

幾何学的には4つの拘束点によりユニット内部でトラスの働きをすることで剛性を高くしています。上下のユニットで拘束点の距離を変えることで水平から曲面に変化する自由度の高い架構システムです。また、曲げによって生まれるユニット間の隙間は照明・空調など設備スペースとして用いることができ、小さなスペースを多様な目的に使える発展性を考慮しました。

この建築モデルは、曲げ木とその曲げ木どうしの拘束点により剛性を担保していますが、拘束点から遠い部分は柔らかさを残します。つまり、一つのユニット内に柔と剛、相反する性質をもつ建築モデルであり、さまざまな事象を許容する建築や都市にこそ未来への可能性をもつと考えます。

 コンセプト ~

このサイトは様々なサイトや学生団体をまとめるある種「建築学生の教科書的役割」を果たしています。サイトの情報は先輩から後輩へ引き継ぎ共有していくため日々更新を続け成長していきます。全国の全建築学生が共有できるよう友達にサイトを共有しよう。 リンク

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