増減築の可能性 Possibility of increase / decrease

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

時のマヌカン

作品概要

建築のマネキンを設計した。

歴史のあるエリアではあらゆる時代の断層がうみだした構築物が数多く堆積しているが、通常は解体され廃棄物となる。本研究ではそれらを建築因子と名付け、解体後敷地から解放された建築因子を装うマネキンのような建築(マヌカン)を提案する。

マヌカンは建築因子を都市の中で着脱し続ける。着脱される建築因子はマヌカンをハブとして都市の中で遷移し続けることで半永久的に存在する。対象エリアは豊富な過去の遺構を持つ旧日本橋地区の3km四方とする。フィールドワークと文献調査により建築因子を含む構築物を採集し、建築のエレメントレベルで建築因子を抽出する。例えば震災復復興期からは装飾や橋の欄干など59点を採集した。建築のマネキンを設計するにあたり5つのルールを定め計画からディティールまで決定する。

この建築の一番の特徴は立面からできていくことである。

立面に建築因子を解体前のオリジナルの高さでマッピングする。

人がアプローチ、接触できるよう立面を引き出していく。

柱のスパンも立面のマッピングから検討し、直径はオリジナルの装飾の寸法から逆算して決定していく。

これらのように幾つかの操作を立面から考えていく。

国立西洋美術館の復元に伴う増改築計画の提案
-近現代建築における主用途を維持した保存活用-

国立西洋美術館は20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエによる晩年の代表作であり、東アジア唯一の作品である。1954年3月に、設計者としてル・コルビュジエが指名され、弟子である日本人建築家、坂倉準三、前川國男、吉阪隆正ら3人の協力のもと、実現に至ったという経緯がある。  
現在までの約50年間に数度の改修工事が行われているが、その際ル・コルビュジエのデザインを尊重した工事が行われてきた。また、建設の経緯や改修工事の資料も充分に保管されており、近現代建築の文化遺産として保存・活用されている。
昨今、フランス政府が中心となり、ル・コルビュジエの世界各国に点在する作品を一括して世界遺産一覧表への記載物件として共同推薦する動向があり、西美もリストに加わっている。  
国内において近現代建築を文化的遺産として再認識する運動が活発になってきている反面、対象となる建築物をどのように保全し、修復・保存を行い、更にその文化遺産を活用させるのかという理論の体型化も、これから文化財としての近現代建築に対する修復技術のストックもされていないのが現状である。これを受け本計画では、国立西洋美術館の増改築の変遷を踏まえ、主用途を維持したまま保存・活用してゆく為の増改築計画を試みることで、文化遺産としての近現代建築の保存活用方法の一例を提案することを目的とする。

GINZA Sky Showrooming
​商業ビル群の屋上を横断する循環器による新たな商業価値の創出
ツギハギ工房

修理や増築といったモノづくりでコミュニティを創出する提案.林立する柱をきっかけにして,住民が共に国際色豊かな場所をつくる

重奏する空き家のタナトス

建築としての死(タナトス)を迎えた空き家に,かたちを残したまま新たな役割を与える.地層が重なるように化石化した空き家はボイドとなり,重奏する家の風景がまちの風景となる.

平成たしひきものがたり

住宅廃材を用いて集合住宅の各自の住まいや点在する空き家に増減築を行う.住宅廃材を媒体として地域交流を深め,成長し続ける集合住宅と街を提案する.

The Puzzle of Housing Complex

かつて公的機関によって大規模に築かれたニュータウンの住戸自体に対する満足度は高い.むしろ住戸の扉の先に広がるオーバースケールこそが,ニュータウンの弱点となり,まるでパラレルな空間のように住戸たちが独立してしまっている.これらを地図上から切り取り,”都市にとっては小さく,住まいにとっては大きな”余白をデザインする.満たされた住戸の先に広がる暮らしは,住戸と都市の間を紡ぐ新たな街並みとなる.

スクラップ&スクラップ

壊されるごとに,公共性を獲得し,観光化し,愛着を受け,壊すことそのものが象徴性を得て,街と共に育つ提案.

今日と過去を生きるいえ —記憶と蓄積—

街は人々のニーズに呼応しながら絶えず変化し,人・もの・交通が循環し動き続ける.そこで私たちは「街っぽさのある集合住宅」を「居住者のその時々のニーズに応えることで建築自体も変化し続けるもの」と定義し,ライフサイクルの変化に応じて増減改築が可能な「インフラ壁」を軸とした集合住宅を提案する.インフラ壁は増減改築の痕跡を残し,思い出を躯体に刻みながら変化を続ける.また各住戸のファサードに居住者の趣味や生活が溢れ出すことで,季節毎に移り変わるショーウインドのように,模様替え等の短いスパンの変化も街に反映される.このように長期/短期スパンの変化がファサードに反映され共有されることで,集号住宅は街っぽさを帯びてゆく.

減るという多様性

街とはそもそも「そこに住み,そこに働き,そこに憩う」場所である.そのようにして暮らす街の当事者の多様性こそが,その街の過去を照らし,今を生かし,未来を豊かにしていくのではないだろうか.私たちは集合住宅に暮らす人々の多様性を「街っぽさ」と考えた.妻と平が互い違いになるように敷き詰められた50棟の家屋それぞれにワンルームのコアを設け,それを包むように二重,三重の壁を配置する.居住者が入れ替わる度に,入居者は外壁の一部を取り払うか決めることができ,私的空間は半私的空間に,そして,元のコアは公共空間に生まれ変わる.また,経年により,壁面の新旧混在による時間軸での多様性だけでなく,通路幅員や空地の配置などの空間の多様性が生じ,それらはこの集合住宅に暮らす人々の多様性をもたらす.

The hybrid of refuge and prospect

地理学者のジェイ・アプルトンは動物行動心理学に基づき「眺望─隠れ場理論」という仮説を提唱した。観察者が見ることを妨げられない場合を「眺望」、観察者が隠れることができる場合を「隠れ場」と呼び、姿を見せずに相手を見る、という欲望が、人間が風景を美しいと感じる大きな所以だと論じた。「眺望─隠れ場理論」の観点から現代の都市を見つめ直してみると、床面積とセキュリティの確保といった個人の「隠れ場」と、海への「眺望」を確保するため、町は必然的に高層マンションで埋め尽くされている。果たしてそのような環境は人間が都市に住まうことの快楽を感じられるような空間であるのだろうか。つまり、「眺望」と「隠れ場」が呼応しない環境ではなく、ふたつの組合せのバリエーションが都市に住むことをより豊かにするのではないか。敷地は再開発が進む神奈川県横浜市神奈川区子安地区。洗濯物や植木鉢といった小さなスケールから住宅や地形といった大きなスケールまでが混在し、複合的な空間がつくり出されている子安浜の漁村集落の中にこそ「眺望」と「隠れ場」のハイブリッドが存在するのではないかと考えた。そこで、子安浜地区に昔から残る小さな銭湯の建物に沿って螺旋状に食堂を併設した住宅の増築する。それらは街全体に散らばる風景と連動して、自分たちだけの新たな環境をつくり出す。「眺望」と「隠れ場」が身体スケールで呼応し、都市全体が人間の本能的な快楽を与えるような居住空間の提案。

​息の緒を紡ぐ

縮退しているからこそ生まれる人と人、都市と人の豊かな関係性のあり方を考える。空き家を減築して1階を街へと解放し、2階は単身者や若年夫婦向けの賃貸として活用する。また、空き家同士を新たに壁で接続する。壁は小さな家々を繋ぐことで水平耐力を高め耐震補強を行うと同時に、各住戸の平面に拘束されない新しい領域を地面レベルに生み出す。減築により周辺住戸の元々裏だった面に開口を開けたり縁側を付けることが可能となり、周辺住戸同士の関係性が自然に生まれてゆく。

奥まる表層

シャッター街化する地方都市の更新とそれに伴う古材の流通の提案。岐阜県岐阜市にあるシャッター通りの一角に、古材の販売や製作を行う古材バンクを新たに計画し、街の更新性の向上を図る。古材バンクは建物の減改築によって出る建具や木材を買い取り、新たな製材を規格化し、流通させ ることで街の再構築を促す拠点となる。また、道路に沿って並ぶ建物の一部を減築することで、隣接する建物のこれまで隠れていた表情を表出させる。さらに空き部屋や空き店舗を活用して個の多様な表情の集積から奥まる表層をつくり出し、新たな道空間を生み出す。建築を道路から解放することが、持続可能な都市の構造として時間を超えて残っていく。  

個室網

私が考える21世紀住宅とはさまざまな集合形態を許容できるものであり,本計画はそれを可能とする「個室網」による生活像と居住空間の提案である.計画は低層木造密集市街地の典型例である東京・京島で展開される.新しい居住空間を,老朽化住宅の建替え更新案として既存の都市に挿入していくことを考えた.「個室網」とは個室間の住替えを容易にし,個室をネットワークして生活することを可能にするものであり,「時間差利用」という考え方に「SI(スケルトン・インフィル)」を取り入れることで成立する.「時間差利用」とは,京島に存在する複雑な所有権を再編集した結果であり,住人の建物利用時間を瞬間・短期・中期・長期・半永久の5段階に想定する考え方である.要は,公共施設・ホテル・マンスリーアパート・賃貸ビル・賃貸住宅・分譲住宅などをひとつの場所に集め,近接した状態を想定するのである.これにより,利用者は隣人との生活時間のズレを縫いながら生活を展開していく.さらに「SI」を導入し,各個室を機能的制約から解放することで生活においての空間選択肢は飛躍的に広がると考えた.
「個室網」の導入により,私たちは集合形態を選択しながら生活することが可能となる.

第3回 ダイワハウスコンペティション
住宅のリストラクチャリングI

概要

住宅にはさまざまな物があり,それは付随する記憶とともに蓄積されていく.今回は,住宅における,物と空間,生活と空間を組み立て直す,すなわちリストラクチャリング(Restructuring=再構築)の提案として,戸建て住宅の建て替えのアイデアを求める.施主像は,高齢化していく者を前提として,家族像やライフスタイル等,具体的なシナリオを設定してほしい.施主は建て替えによりこれからの生活をより豊かにすることを望んでおり,「終の住処」も視野に入るだろう.あるいは他者と共に住むという選択肢もある.また彼らはそれまでの人生で蓄積した多くの物を所有しており,それらの収納は大きな問題のひとつである.常に手元に置きたい物もあれば,死蔵された物もあるだろう.さらに外部との関係については,彼らは長い間,都市(地域)のコミュニティの中で暮らし,その繋がりの継続を望んでいる.昨年と同様,主催者側が具体的な敷地を設定した.面積,建蔽率,容積率など,敷地条件を満たした上で,より深みのあるシナリオを考えてほしい.そこではさまざまな都市インフラが活用されるだろうし,新たな都市インフラの提案も歓迎する.これまで以上にリアリティのある案の応募を期待している.

第4回 ダイワハウスコンペティション
住宅のリストラクチャリングII

概要

昨年の第3回では,住宅における,物と空間,生活と空間を組み立て直す,すなわちリストラクチャリング(Restructuring=再構築)の提案として,戸建て住宅のアイデアを求めた.今回は主催者側があるエリアを設定し,その街区内の3軒を同時に建て替える案を募集する.東京近郊の私鉄沿線,駅にほど近い街を想定している.街に対し,さまざまなレベルでのリストラクチャリングが考えられるだろう.街から人が出ていかないためには,どうしたらよいか.どのように街を活性化させるのか.街があらかじめもっている資源を利用しつつ,街並みにインパクトを与えるような提案を望んでいる.3軒のうち,1軒は敷地を指定するが,あとの2軒は応募者が課題の地図上から自由に選択し,その場所と施主像を明示すること.敷地の選択がきわめて重要であることはいうまでもない.選択する敷地は,住宅に限る必要はない.そして提案する3軒は基本的に戸建て住宅とするが,店舗等の併用住宅とすることも可能である.課題として設定した街に対し,具体的でリアリティのあるシナリオをもった案を期待している.

 コンセプト ~

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