行為と建築 Act and architecture

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

生きられた家と生きられる家
- 経験と記憶の設計実験 -

作品概要

建築が構築する身体的スケールに興味がある。

多木浩二の著書「生きられた家」は、人が経験することで空間の質が変化することを述べている。家という建築は範型化されながらも、個人の日常生活が織りなす他愛もないストーリーの集積で構築されているのが現実だ。

築40年の実家の取り壊しをきっかけに、我が家を「生きられた家」の一例とし、私自身と家族の普段意識されない家に纏わる経験や記憶を記述した。家の履歴から我が家の予定調和を超えた使い熟しの分析を行い、住まい手がより主体的に行為を空間化するための設えの設計手法を考案した。

これは住まわれることでしか生きられない建築に「生きられる家」の設計実験をもって家という建築の修辞的範型に肉薄する試みである。

アドホックの蓄積
- 生きられた場所の研究からの考察を通した集落移住促進計画 -

作品概要

 建築家の作品(聖)と生きられた場所(俗)が強調し合いながら一緒くたに存在する場所をつくれないか。建てることと住まうことが分裂した現代に問いたい。「生きられた場所」とは人が経験することによって空間が変化する、その変化を捉えた言葉だ.

 私が行ったのは“生きられた場所を収集・解体し、生きられた人の所作を建築へと構築する”というものだ。そこで導き出されたものが①「アドホック」(生きられた場所の物事の即興的な読み替えとその可読性)と②「タバ柱とハサミ梁」(9本の柱と2本の梁でできた架構)である。

 本計画は母の故郷を舞台に移住促進計画を行なっていく。私が移住し建築家として主体となり動き、限界集落が抱える空き部屋ストックを活用した場所をつくっていく。構築された場所は隙間のある架構により多義性を帯び、人は創造的に振る舞うことができる。

 「タバ柱とハサミ梁」は聖なるものとして存在し、俗なるものは隙間のある架構に絡まりつくように存在する。聖なるものにアドホック(俗)が蓄積していく。建築家だけでなく使い手も建築する主体となり空間をつくることを取り戻せたら、それは生き生きとした建築や都市を実現させていくのではないか。

都市のもう一つのファブリック
- 無垢の創造性を解放する場所 -

作品概要

— 住むということは創造することではないか。
それによって人は喜びを感じることができる。 —

丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である白幡の谷戸の小道には、自然があり、生活の溢れ出しがあり、遊び場でもある。
それは効率を優先する社会の中では、新たな宅地造成などによって、破壊されてしまう。
しかし実際、小道は散歩や遊び場や創意を振るう場として、それら生命の喜びの発生する場として、生活を豊かにしてくれる。

白幡の谷戸の小道に習い、創意工夫や遊び、自然を受け止める隙のある学生寮を設計した。これにより、公私がはっきりと道で分かれる都市構造から、公私が曖昧で間に緑や活動が入る都市構造を目指した。
学生の行動を開くと同時に、まちにある創造性を掛け合わせることで、小道を介して住民が豊かに暮らす事を想定している。

設計手法としては、地面を解放し、手がかりを与えるものとして、ピロティの構造をとる。ピロティを構成する柱や梁は、手がかりとして、9本柱と4本梁の架構を用いる。
これによって、柱や梁、その隙間が多義性をもった空間を生み、人それぞれに創造性をふるう事ができる。また隙間には自然が入り込む。このように無垢の創造性を解放する場所を提案する。

本計画では、大地を解放し、手がかりを与えることによって、人々の創造を振るう場を構築し、生命の喜びを感じながら豊かな生活を送る事ができる都市構造を目指した。

現代の都市では、様々な用途が複合されたいわゆる複合建築が多くみられる。それらは用途に応じた空間の組み合わせによってつくられているため、建物内では多様な活動が行われているが、用途相互の関係は少なく、独立した空間ごとに別々の人の活動を想定した複合となっている。しかし、建物の用途を複数の人の行為の総体として捉えるとひとつの目的のために様々な行為が行われたり、異なる行為の人が同じ空間に存在したりなど、より細かい水準で行為の複合を考えることができる。
 計画地は、日暮里の繊維街の近くの街区を敷地とした。ここでは地域の生活圏の中に繊維街や専門学校などがあり外から訪れる人が多いことや、韓国系の店舗や町工場といった、地域の人も日常的な関わりが少ない用途がある。そのような状況を踏まえ用途どうしが空間的に結びつくことで、従来は関係の稀薄なものどうしの接点となり、関係性をつくり出すような複合施設を提案する。

Complex along the Wall - 行為の複合による都市・建築空間の構成 - 
酪農家の家  - さくらんぼ畑と最上川と六畳倉庫小屋 -

学生最後の修士設計でどうしても設計したいものがあった。いや、今思えば、しなければならないことだったのかもしれない。それは私の家族のためにひとつの家をつくることである。

対象とするのは、山形の実家の庭に捨てられたように存在していた、築100年の籾入れ小屋(倉庫)。そこではかつて持ち込まれた箪笥、火鉢、漆器入れ、屏風入れ、本、服など計25個の記憶の断片が発掘された。現在では結婚時にタンスを持ち込み、利用する文化もなくなり、記憶が蓄積することもなく、建物が徐々に壊れ始めている状況である。

もし、この建物が、私の家族が過去という記憶を失ってしまったら心の拠り所はなくなってしまうのではないか。私の家族のために、絶対的な心の拠り所となるような、ひとつの記憶の器を計画する必要がある。それらの建物と発掘物を再構築すべく、我々の原風景でもある最上川沿いの、さくらんぼ畑の側で展開する。

この倉庫には数々の記憶と行為の断片が浮遊している。それらを選び、行為を行うとき、それと同時に『空間』が現出してくる。写真のような記憶への定着ではなく、ある期間滞在する中で知覚・認識したことを空間的に捉え、記憶として堆積していく。
この建築は使い手が能動的に『空間』を獲得・所有していくプロセスそのものであり、光と闇が織りなす変幻自在の六畳倉庫である。

モノの巣窟 学びの温床

多世代・多国籍が住む,あらゆる年代・地域のモノを流し込み,その散らかり方を考えることで,モノを介した無数のシーンが内在する集合住宅を提案.

自治工房

自発的な人間関係がある場所こそ,今後,資産価値以上の意味を持つ.そこで,人びとの循環を促し,人びとの振る舞いにより街を発展させる計画を提案.これを促すシステムは,集合住宅と繋がる工房から始まる.ペンキを塗ることやパン屋を営むという「つくる」という行為や機会を共有し,ソフト面での共有資産として機能する自治工房を企画する.「つくる」住民がインタープリターとなり,地域の人びとなどとの連携を図ることで,権利を阻害することなく,よりよい環境として整備し,周辺の空き家まで新たな価値観を発生させる.

光付く群れ

古い木造住宅の基礎に見られる光付けのように,日本人は昔から自然の形に寄り添い,その不都合さに抗うことなく,器用に受け入れ共に生きてきた.都合の良い物事に取り囲まれる現代に光付けを施す.コンクリート型枠内に氷の塊を投じ,溶ける氷と固まるコンクリートの境界で起こる自然物の反応によって,規格と自然形を持った多様な場とコミュニティが生まれる.今後の日本の集合住宅が持つべき,不都合さの中の楽しみを見直す試み.

Creepy Narcistecture

生まれたばかりの人間は、世界が自分の欲求通りになると思っている(私的幻想)。しかし、次第に思い通りにならないと気づき、私的幻想とは別に自我意識を発達させ、両者の折り合いをつけることで環境に順応し生きていく。私的幻想が強い人は環境や社会に対して微妙に順応していない。そんな少し不気味な彼らの幻想を建築化することで、彼らがこのイエに居ない時、建築のオブジェクト自体が半自律的に存在し(建築の私的幻想が強まる)、都市を行き交う人に不気味なモノとして発見される。これらが点在することで人びとに不気味な人・モノによるシークエンスを生み出し、都市・建築へのリテラシーを高めるためのきっかけとなる。

​~ 関連建築思想 ~
アフォーダンス・Affordance

アメリカ合衆国の生態心理学者J・J・ギブソンによる造語。動詞「afford(与える、提供する)」に由来し、人間を含めた動物が、外部環境から「意味」を受け取るその様態のことを指す。最晩年に発表された主著『The Ecological Approach to Visual Perception(視知覚への生態学的アプローチ)』『生態学的視覚論』において、刺激が環境から動物に与えられるという「刺激」モデルに対し、動物が環境に働きかけることで意味を獲得するというこのモデルこそが、今日の「アフォーダンス」概念の起源である。このギブソンの「アフォーダンス」概念は、日本では特に佐々木正人の著作を通じて人口に膾炙した。今日、「アフォーダンス」をめぐる理論は狭義の生態心理学の枠組みを超え、アート、デザイン、レイアウトなどさまざまな分野における応用の可能性が喧伝されている。

​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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