土と建築 Soil and architecture

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

還る/返る暮らしと新しい毎日 −土が生み出す他者との出会い

作品概要

かつての暮らしは,ひとつの仕事に多く住民が集い関わることで「集まって住まう」関係を築いていた.他者と出会うこと,つまり人の組み合わせが変わることは,自身にとって世界が変わることを意味する.本提案は,他者と出会い集まって暮らすことで,自分の役割が変化する集合住宅を提案し,人と人,人と自然の関係性を再考する.開発に伴う残土問題を考えて,既存宅地に残土を戻すことで敷地境界という概念をほどき,土による生産や自然との関係を築き,新たな空間=暮らしの場をつくる.

暮らしを纏う大地 〜土に根を張る100戸の住まい〜

住宅供給による地表のアスファルト化・住宅空間の高層化により,私たちの生活から切り離された「土」との関係を今一度見直す,これからの日本の集合住宅.

10 GROUNDS —大地の上で鼓動する建築・植物・街の活動—

何気なく街に存在する10の「大地」を組み合わせることで集合住宅を設計する.都市環境には多くの種類の地面が存在し,アスファルトの上では車が走り土の上には木が生えるように,地面の性質が上にできるさまざまなモノの性質を決定している.そしてそれぞれのモノは,互いに呼応し,さまざまなアクティビティを誘発する.本案では,そのような地面の持つ優位性のモデルを敷地内に描くことで,「集まって住む」ことの都市のインフラとしてのあり方を構想する.大地から設計を思考することで,その上にできるモノ,および街のさまざまな活動すべてが一体となって鼓動する,そんなデザインを考えた.

積もる地平線

私たちはこれまで大地を耕し、農業を行い、作物を得る、基礎を打って建物を建てるなど「地」に基盤をおいて暮らしてきた。しかし、「地」を「土地」(低層部の需要増加による空室率の上昇)、「地面」(グランドレベルに依存した建築空間のあり方)、「大地」(自然環境との断絶)の3つの視点でとらえると「地」は今過渡期を迎えている。そこで長い年月をかけて都市の隙間に大地を積層させていくことで「地」を街のインフラとして成立させ「地」との新しい関わり方を提案する。積層された大地が街を立体的に繋ぐことで空室率の高かった上層階の活性化、農業などのアクティビティ、立体的な動線などを生み出し、「地」を介した新しい暮らしを実現する。

大知の息づかい さあニュータウンに帰ろう

高度経済成長期に都市郊外の各地で大地が切り開かれ、もとは森や林だった場所が大量の住宅で埋め尽くされた。同時に地面は住居とアスファルトによって蓋をされ、人と大地の交わりも断たれてしまった。また敷地境界で自然の流れと人の繋がりを断ち切る敷地主義の郊外住宅地は、現代の多様なライフスタイルに対応する冗長性をもち合わせていない。その住宅ストックは受容に見合わず過剰になっている。居住者の高齢化も進み、空き家も現れ始めた窒息寸前の郊外住宅地を、人びとの住まい方から大きく転換する必要がある。そこで、過剰に余った住宅を解体する。居住に必要な最小限の機能を残し、地面に接する一階部分は壁を取り除くことで、外部空間として大地に解放する。また、居住人口に合わせて必要のない住宅は撤去する。その後、居住者には区切られた敷地ではなく、床面積を基準とした居住スペースが確保される。大地の上を人びとが行き交う、そんな生きた大地の風景をつくるのが私たちの提案である。

​浮かぶ家、つながる街

現代の人の生活や建物は内に閉じており、他の場所との関係性が稀薄である。また、一般的な住宅平均寿命は約30年と短く、長く残る住宅は少数であり、変化、もしくは変化していないことを認知するのは難しいように感じる。つまり現代は、建築の時が止まっている、呼吸していない状態といえるのではないか。そこで、生活雑貨から建築、街区までの「生活の更新速度の在り方」に変化を与えることで、変化を許容し現代の価値観を受け入れる場所を提案する。大地から建築を浮かし高さ方向の変化によって周辺環境との距離感を調節し、また、壁面を建具化することで、住宅を住人の手で扱える能動的なものとする。そこで、それぞれの更新速度の範囲をかみ合わせることで1対1ではない多元的な関係性をつくり出す。

大地は家となり、家は大地となる

現代の家は外部に対して閉じ、他者が入り込むことを遮断している。快適さを求め、日常の生活は家の中で完結し、変化のないものとなっている。家は大地の上にあるが、家と大地の間に関係性はない。土と共に歩んできた江戸時代から焼き物の町として栄えた栃木県益子町に、土の建築を提案する。土を家の中に取り込み、移動・交換することにより新たな空間が生まれる。土が日常の暮らしに変化を生むきっかけとなる。土の交換により土が家の中を循環し、家は呼吸する。

Pachwork Roof

この街の建築群は屋根より下は地面に埋まり、人びとは屋根の上を行き交う。建築の集合が街となり、街を行き交う人びとは連続する屋根の中に「径」を生み出し生活を営み始める。生活に近い径は人びとの気配を感じさせ、人と人を繋いでいく。屋根と屋根の間ではさまざまな活動が発生し、屋根の街に活気をもたらす。また、住宅がなくなるとそこは共同の中庭となる。地下をプライベート空間、地表に接する部分をセミパブリック空間、屋根をパブリック空間として、それぞれの領域を繋ぐ。

​いえのなかのまち
​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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