建築のエレメント・ノイズ Architectural elements

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

建築エレメンントの慣習性に関する考察および設計提案

作品概要

 建築の全体は様々な要素が組み合わされて成立している。この要素の捉え方には様々なものがあるが、その一つとして「壁」や「屋根」など、建築を物理的な構成要素の集合とするものがある。この物理的な構成要素である「エレメント」は長い時間をかけ、文化的、社会的な要因、環境への対応などにより形成され、豊かな背景を有している。しかし我々が建築や都市を経験する際、逐一それを構成するエレメントに意識を向けることは少ない。逆説的ではあるが豊かな背景を有するにもかかわらず、日常にありふれたものとなったため、慣習化され意識されない存在となっているのである。つまりこのエレメントに対する無意識化、意識の自動化を回避することにより、エレメントが有する様々な背景に対して目を向けることができる。本研究は無意識化を回避する一つの方法として、「エレメントの慣習性からの逸脱」に着目し設計提案を行うものである。「新建築住宅特集」を対象とした分析により、16の手法を抽出、類型化を行った。その結果を元に、郊外住宅地を敷地として二世帯住宅の設計を行った。エレメントが慣習とは異なる働きをすることにより、部分の持つ意味や機能が発見的に書き換わっていく豊かな空間が創出できることを示した。

離散的建築
- 複数性から思考するエレメントの研究 -

作品概要

 本作品は、「テクトニックカルチャー」ケネス・フランプトン著にたいする批判的設計である。通常の設計で最も大切に考えられる歴史やコンテクストを設計初期条件から外し、第3者が行ったモノの配置結果からスタートさせるという実験的プロジェクトである。この実験は、設計者の主体性が空間を「見つける」ことから始めたことで設計者の新たな主体性をつくろうと試みているものである。 つまり「知っていることではなく、見えたものを描く」観察者的設計手法である。 本作品では、設計の主体性が、それ単独で成立するとは考えていない。それを踏まえた上で、歴史やコンテクストを無条件に受け入れ振り回されてしまう設計方法や建築家のこれまでの姿勢を批判しているのである。建物の配置や関係に関する必然性が、従前からそこにある訳ではないという批判である。しかしそうした方法論に呈されるのは、提案される空間が、設計者の自己満足に留まっていて 、社会性が失われたものでないかという疑問である。それに対して本は、モノをつくるには、あれこれと条件操作をする理性だけでは不十分で、むしろ目の前のつくりたいと思う欲求あるいは悟性を刺激させる方が生産的であることを提案し、これに応えようとしている。

半麦ハット

作品概要

この修了制作は、淡路島での洋服店の実施設計をめぐる、「見慣れすぎて見えていないもの」をそのままにしておくためのひとつの試みです。(2019 年夏竣工予定)

この地域は、農地・漁港・工場・新興住宅などの様々な風景が入り混ざった、一見特徴のない、どこにでもある郊外のようです。しかし、微差ながらも個別の情報が読み取れ、一概に「どこにでもある」とは言い難く、街の生々しさを表しています。このような、街にある異なるスケールや目的を持つ風景を「カケラ」と名付け、全てを等しく扱おうと試みました。

私は「カケラ」を形態として扱い、それらを組み合わせて設計を行います。設計を通じて生まれた新しい意味(用途や質)は、新たな形態として街に現れます。そして、住民の目に風景として映った時、違和感を起こすような建物を設計しました。

ゾーニングには1/100 のアクソメや模型を、素材のおさまりには実物によるモックアップなど、目的によって全く質の違うツールを扱いました。このような、カケラの持つ情報とツールの選択によって設計を積み重ねた結果、スケールによる設計順序のヒエラルキーから自然と外れ、カケラに平等に価値が与えられた一軒の建築として現れました。

設計者として、建築設計が持っているセオリーに懐疑的になることを、カケラが支えてくれています。

商店街から住宅街への移行における連鎖的な住宅設計手法の提案 ― 店舗併用住宅の特徴から導くパタン・ランゲージ ―

作品概要

 近年、商店街の店舗併用住宅が歯抜け状に専用住宅に建て替わり、商店街は住宅街に変わりつつある。商店街は、どのようにして住宅街になるべきか。一軒の住宅を設計することで、今後の住宅“街”としての環境形成につなげたい。店舗併用住宅の相補的な建ち方からパタン・ランゲージを考案し、それを用いて住宅設計を試みる。
 第一部では、店舗併用住宅を観察して54のパタンを抽出・創作し、第二部では各パタンについて1. 隣の建物との調和の方法 と2. パタンのコーディネート方法 を考え、54のパタンをひとつながりの構造に組み込んだ。こうして敷地のコンテクストに合わてパタンを選びとり、一つのパタンを手掛かりに一軒の住宅設計を展開させることを可能にした。第三部では、制作したパタン・カードを用いて隣り合う2つの敷地で条件を変えながら3軒の住宅をケース・スタディし、住人設定の違いと、設計者(パタン選択者)の違いによる2つの多様性を示した。
 互いに示し合わせる建築協定ではなく、パタン・ランゲージによって、時差を含んで環境をつくる。これが、「個」の住宅としての多様性をもちながら、「街」としてのまとまりを担保する新たな住宅設計手法である。

湯河原の家

作品概要

 私は住宅を設計した。わりと普通の背格好だが、なんだか少し気持ち悪い。「あの部分は一体何だ?」と疑問符がつくような、それでいて地域の愛着を一身に受けている奇妙な住宅である。

 私が行ったのは、《建築の「構成材」を別々のしかたで設計し、一つ一つに固有名詞を与える》というものだ。すなわち、ここで設計され名付けられる「構成材」たちは”壁”や”梁”といった単純なものではなく、新しく個性(キャラクター)の与えられた、ある特定の機能を有する意味深なオブジェクトなのである。
 固有名詞を与えるという行為の価値は、単に意思表現のツールである。しかし、重要なのは全体ではなくあきらかに部分=建築される前「構成材」の段階からバラバラの作家性を与え、他者に解釈されることを前提に設計をするという行為にこそある。

 本設計は建築を構成するエレメントを一品生産のプレファブ化とも言えるしかたで作り、組み上げ、地域という具体的な敷地に着地させ、全体性を獲得するまでを描いた試論である。

切断の諸相 - 解体現場での経験を通して -

作品概要

大学二~四年の春休み、解体現場でのアルバイトを行った。住居の解体を主に、全33の現場に関った。その体験を通じ、次なる場を造り出す。契機としての「解体」の可能性を強く感じた。構築行為の原初的地平として解体を捉え、既存の都市・建築・空間を『切断』することで新たな価値の芽生えに接近する事を目的とする。
経験から空間へ:「切断行為」から発生する原初的な空間形態を、住居解体のプロセスに従って7つの模型に展開し、空間手法とする。
経験から都市へ:機能の飽和点を迎えた場所を再構築する契機として「切断面」を定義し、都市において採集を行った。
そして、3つの敷地において「昇華」「接触」「漂白」という切り口から切断を行い、既存の時代、スケール、構造を横断することで手法の射程を探った。
修士設計で建ち上がった「切断の諸相」が都市・建築・空間の在り様と新たな地平を今後の自身の設計活動に啓示しうることを望む。

Villa in newtown

縮小時代の入口である今日において、空き家率は増加し、住宅は供給過多となっている。特に1970年代につくられたニュータウンでは、空き家率の増加が加速すると考えられる。戦後に建てられた、変化を恐れ、時を止め、ノイズをひたすら排除した工業品である「完結住宅」が空き家という完結性を欠いたものとなって街に広がり始める。そこで、ニュータウンの空き家を個人所有の別荘として転用することを提案する。空き家や廃墟のノイズ(植物・虫・雨)を含んだ特有の空間性を保存しながら改修することで、人びとの街への視線に変化をもたせるきっかけを与えるような住宅を考える。

​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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