シークエンス・連続性 Sequence / continuity

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

重奏的連接旅行 アドルフ・ロース建築作品における段差の効果についての研究

作品概要

 空間体験がストーリーを伴って展開される時、その空間は体験する人や物語そのものに、どのように影響を与えていくのだろうか。 ゲーム「ICO」をプレイして、空間は物語を生み出し支える力を持つのではないかと考えるに至った。またアドルフ・ロースの空間にも、そのような力を感じた。 「物語を生み出す空間設計論」とは、物語の構造が不均衡から均衡へと移行していく時間的な経過、そのつながりを空間が補完することを目的とする。その手段をロースの建築作品より探った。 手段として、「段差(室体積高低差の変化)」「家具」「光」「室を分節するフレーム」等を利用して、内部で生活をする住人や客人の「視線」や「移動」、「位置関係」を操作する方法を見つけ出した。特に、段差が「見る・見られる」の複雑な関係性を生み出すことに着目し、その効果についての研究を中心に行った。
 そこから得られた知見を元に、「物語を生み出す空間設計論」を実際に行い、人の視点から体験する為に、ストーリーのある3DCGのゲームを作った。
 ゲーム空間は、段差が作り出すヒエラルキーによって建築内部を徘徊するロボットとの関係が複雑に変化する構成となっている。物語を支える力を持ったこの空間は、「体験」し「語る」ことで「複数の解釈」を生む。ゲームをプレイした人はデバッカーのような立場になり、その体験を語り合うことで、物語だけでなく、設計そのものを共に更新していく仕組みとなる。

途の礎

作品概要

 斜面密集地に、1つの防災拠点と3つの賃貸住宅を提案する。

 対象とした横浜市西戸部地区は、住宅密集地域であることに加え、急な斜面地形であるため、地区内には狭隘道路・階段・急坂・擁壁・段差が多く存在している。これらは都市計画上改善点とされ整備されていく方針にあるが、こういった斜面密集地ならではの課題は、同時に西戸部地区独自の魅力的な風景を構成していると考える。そこで、地形が起因となっている風景に着目して、まちを歩き、スケッチを書き溜めた。収集した風景を類型化し、そこから計画のキーワードとして静的な視点から、斜面地形による多様な「グラウンドレベル」と、動的な視点から、坂道・階段による豊かな「シークエンス」といった2つの言葉を抽出する。
 まちのシークエンスの中で印象点となっている4カ所の敷地を選定し、全体計画を踏まえた最小限の局所的な建築の更新を提案する。建築に地区の高低差を解消する通り抜け動線を持たせ、連続するシークエンスの中に、人の住まう空間を考えた。4つの建築が一本の軸線上で繋がることで、まちに避難経路にも成り得る新たな日常動線を生み出す。建築がまちの生活を支える途となり、風景を継承していく礎となる。

経路の編集

作品概要

時折、「海の見える」「絶景」といった謳い文句をよく目にするが既存する多くの宿泊施設では、ある程度規則的な窓から同じような海が切り取られている。それらの海は、展望台や海岸沿いから眺める海には明らかに見劣りする。

本研究は、建築というフィルターを通した先にある風景のあり方について考えたものである。
人は時に、その場の感情でものの見え方や感じ方が変わるものだ。幼少期に体験した洞窟を抜けた先の海。そこには、不安や緊張 → 開放感という感情の反動が生まれた事によって同じ海でも一層の感動を受けたのだと考えられる。

そこで、窓に至るまでの動線計画を「抑揚・誘引・隠蔽」という3つの建築的要素によって再編し、緊張感、不安感、期待感、高揚感 ...
そのような心的・身体的刺激を建築を通して与え、それらの要素の組み合わせにより様々な風景の魅せ方をできないだろうか。

本修士設計は、窓(風景)に至までの物語(シークエンス)を設計計画するものである。

仮想境界の知覚に着目した空間連続体の設計提案

 今日見られる建築の多くは、経済性や合理性、生産性を追求するあまりに、単一モジュールによって類似した空間が上下左右に配列されており、そのような建築空間は利用者に対して、空間体験の単調さを引き起こし、建築の魅力を半減させているように感じる。そこで本提案では同質の空間の配列ではない、心理学的見地から仮想境界という知覚を三次元の空間へと昇華し、有機的に結合する空間連続体の提案を行った。
 建築の歴史において空間という言葉が初めて用いられたのはG・ゼンパーによって定義された「囲うこととしての空間」であった。後に建築の構造形式の自由化に伴って、空間の概念も変化していき、モホリ・ナギによって「連続体としての空間」なる概念が打ち出されることになる。この概念は同時代の建築家たちに多くの影響を与え、連続体としての空間が実作として生まれる。こうした空間連続体には仮想境界という物理的境界でない、知覚による境界が生まれることを示し、近代建築における空間の連続性に寄与したナギの空間の定義を基に、空間連続体の在り方を定義した。次にゲシュタルト心理学の知覚の原理を参照し、欠損補填の観点から5つの空間連続体モデルを作成し、それらのモデルを利用した空間連続体の設計提案を行った。ここでは、その利用をより限定した室同士が相互に関係を持ち、流動性を考慮すると共に、ある地点からの空間把握性を実現した展示空間の提案を示す。

タイトル:ウラジオストクのカフカ
- APEC PROJECT -

2012年にロシアの極東ウラジオストクで開催されるAPEC首脳会議に求められる一連の施設。“ひとつの視点”から描かれた物語であり、舞台となるルスキー島の今後の開発へ向けたアーバン・ファブリックである。
 “80km/hで走行する道” “豪華な昼食” “21人の撮影台” ―
 この建築は映画のショットやシークエンスのように、断片の連続でできている。断片はAPECを出来事の単位に分解し、空間化したもので、 それは“ひとつの視点”によってつなぎ合わされる。“ひとつの視点”とは知覚者、時刻を想定した主観的な世界の見え方である。ここではAPECに出席するある首脳の視点で、空間は視点から認識され、視点の移動とともにシナリオは展開する。つなぎ合わされた断片は互いに空間イメージを形成し合う。しかし、それは絶対的なものではなく、暫定的な事実である。いくつかの断片が形づくった空間イメージは別の断片の出現によって変形してしまう。繰り返された変形の後、残るのは空白感である。掴みどころのなくなった断片の空白を、私達は自らの方法でうめることで理解し、それぞれかたちの違う、個人的な全体像をつくりだす。
 首脳会議が終われば、シナリオは解体し、各空間はバラバラになって、特異な断片として残る。それは“意味”を持たない身体的な痕跡として、島のアーバン・ファブリックとなる。万華鏡のように姿をかえる全体像は、カフカのように人々に解釈され続け何度でも生まれ変わる。

「空間連続体」の分節に関する研究

都市という漠然とした空間の中でひときわ魅力的に映る場所がある。それは都市の中の「道」である。道は都市の中の連続した空間である。道には扉もなければ、歩みを妨げる壁も存在しない。
都市の中は様々な機能、用途で溢れている。それらが道という連続した空間によって繋がることで、そこで行われる行為が相互に影響を及ぼしあい、様々なアクティビティを発生させる要因になると考える。そのような都市的な状況を建築空間に取り込むことで、空間、機能、行為に新たな関係性を作り出すことが出来るのではないだろうか。
そこで私は建築空間にみられる連続した空間に注目しようと考えた。その連続した空間に様々な機能を内包することが出来れば、都市的な状況を建築空間の内部に作り出すことが出来るだろう。
本研究は物理的に壁や扉で仕切られていないひとつながりの空間を「空間連続体」と定義し、(1)空間連続体と隣接する空間の境界面の扱い方 (2)体積と分節手法の関係性 を明らかにし、それらを応用しプロジェクトを行ったものである。

街のような連続性と多様性をもった集合住宅

「街」とは小さなスケールの集合体であり,その連続によって多様な場が生まれているのではないか.そんな「街」の構成を集合住宅に取り込み,さまざまな物や人との連続性によって生まれる,多様な場や空間を内包した「街っぽさのある集合住宅」を提案する.集合住宅に求められる機能を分解し,それを入れ籠状に再構築する事で,自分の住戸にしかアクセスできなかった集合住宅がいくつもの機能と関係を持ち,プライベートな空間がある一方で共用部はリビングや庭,仕事場など多様な場が生まれる.人と人が,人と住宅が,住宅と街が連続し多様な場を生む「街のような連続性と多様性をもった集合住宅」.

ヤマ・タニ・オカ

内と外との関係を形態的に解くこと.内をつくる操作が同時に外をつ くる操作に繋がることを,ボイドとして捉えられないかと考えた.30 年後,家族でひとつの住戸に住むという固定概念が壊れ,機能主義 的で一義的な空間ではなく,機能により明確に限定されない場所, 人の動きにより変化する住戸の空間形式がある.そこには共有され る部屋,共有されない部屋がある.人が生み出す生活だけが,この 場所に機能を付けていく.住居同士は空間の絞りにより隔てられ,各 世帯の機能が数珠繋ぎに連続することで関係性を繋いでいく.そこ では住人同士の関係が生まれる.

300人のランドスケープ

300人が集まって住むということを、大きな一続きのランドスケープにしました.庭のような、廊下のような、縁側のような、幅5m・全長1.5kmのスロープが、GLから屋上までつながっていきます.300人の生活が、ずるずる一続きにつながって、一つの建物の表情をつくります.都市には、街路と建物の間に、はっきりとした境界がありますが、ここでは、都市と建物の境界、街路と住宅の境界があいまいになり、300人のランドスケープができ上がります.

Fragments of Secret Garden

「まだこの住宅街でおのおのの家が庭と呼べるようなスペースを持っていた頃、幼かった私は家の庭の散策中に、一部が破損した隣家のブロック塀の隙間をすり抜けて、今まで来たことのない別世界の庭に迷いこんでしまったことがある。」かつての住宅街では「境界」の概念が曖昧であり、それゆえ多少の欠陥が許容され、それは街の豊かさに繋がっていた。しかし次第に「境界」は厳密になり、住宅街の区画はさらに細かくなった。その結果、現在の住宅街はとても息苦しい飽和状態になっているのではないだろうか。そこで、現在を「境界」の過渡期と考えてみる。ひとつひとつの住戸で完結する庭ではなく、幼い頃に体験したような庭から庭へ散策していくような感覚を取り戻すため、コンクリートブロックの境界壁を街区内に複雑に編み込むことで、住戸間の境界領域を曖昧にし連続した不定形な庭をもった街区を提案する。街区というひとつの大きな庭がブロック塀という共有壁によって緩やかに分節されることで、これまでの住宅街の風景を継承しながら新たな住宅街の風景を構築していく。

​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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