地形と建築​ Terrain and architecture

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

地を這う複層連続体 都市における大地-建築-人の関係性の再考

作品概要

大地の上に建築が建ち、その中で人の活動が営まれる。大地-建築-人の関係という建築の根源的なテーマを突き詰めることで、この関係性が乖離しつつある現代都市においての大地の新たな可能性を考える。敷地は新宿区荒木町。特異なるスリバチ地形より松平家の上屋敷の庭園だったが、明治初期に払い下げられ庶民の手によって花街となり、現代ではスリバチ周辺部は個人経営メインの飲屋街に、スリバチ内部は中低層住宅街へと姿を変える。
人口増加に伴い大規模造成し高層化するスリバチ内部の住宅街に対し、大地-建築-人の関係性から構築した、この場所にしかできない住まいとその更新手法を提案する。

自己切断の時代における回帰のメルクマール -地理多様性の保存と身体と世界の再物質化をもたらすもの-

作品概要

 フランスの思想家P・ヴィリリオは、現代という速度世界の革新のもとで地理多様性の喪失を訴え、危惧の念を示す。物質世界はスムーズな運動を生産する機能平面上の世界に置き換えられ、それにより我々の身体は浮遊を象徴する亡霊かのように都市を滑ってゆく。我々は、非物質的で幽霊的な現前のために物質世界が凋落する瞬間を無視しえないであろう。ここに固有の身体の喪失をみるヴィリリオは、触覚の回復、歩行、アルピニズムの感触を再び見出す必要性に駆られる。そして、それらの回復は身体と世界の再物質化であるとしている。
 ヴィリリオは第二次世界大戦の際に構築され打ち捨てられたままとなっていたコンクリート塊のブンカーに遭遇する。そして、その塊との一瞬の対峙のうちに、内的にも外的にも押しつぶされそうになる感覚を感じとったという。その空間は身体の現実的な可動のためにはあまりにも小さく、建物全体がずっしりと身体に覆い被さる様な重さを与えていた。それは、原型的建築特有の圧迫感を感じさせるものであり、人間のフォルムを纏うような形態は身体の形象を示していた。また、ブンカーに付けられた女性名は避難場所としての胎内回帰願望的欲求を示唆させるものであった。
 ここに、不在となった身体の回復を主題に掲げ、考古学的な視座により分析されたブンカー研究を援用することで物質への回帰の兆しを見出し、地理多様性の保存を目的とした風景保全施設を提案する。

難民キャンプのための砂の建築と都市計画

提案は、砂と宇宙の両方からの研究情報を使用して、Zaatariキャンプの砂の建築と都市計画を設計し、関係者の生活の質を改善し、キャンプの全体的な組織を改善することです。 ザータリ難民キャンプでは、近隣および地区の規模の計画は、プロジェクトが示した現在の例よりも正確で、さらに多くの例を紹介することができます。プロジェクトが示した現在の例は、ある時点から始まり、全体としてより良いキャンプ組織に統合することができます。 最後に、このプロジェクトは3月の使命に触発され、将来3月のプロジェクトで実際に使用するための研究とプロトタイプになる可能性があります。

両律的均衡の建築・古代ローマ皇帝ハドリアヌスの別荘Villa Adrianaにおける「建築」と「大地」の造形原理の展開

作品概要

 本研究の目的は、古代ローマ皇帝ハドリアヌスの別荘Villa Adrianaの形態分析を行うことで、「建築」と「大地」における起源へと遡及し、両者の関係性とその両者がもたらす風景の在り方を問うことである。 建築の構成を基底している空間の[構相]と、構相によって生じる建築と大地の力の[様相]という2つの基礎概念を定義し、[構相]を自律的・他律的・両律的、[様相]を均衡・不均衡と分類する。Villa Adrianaの形態分析から「建築」と「大地」における5つの造型原理:1.自律的均衡(テアトロ・マリティモ)、2.自律的不均衡(3つのエクセドラ)、3.他律的均衡(カノプスとセラピス神殿)、4.両律的不均衡(プティ・パレエ)、5.両律的均衡(ピアッツァ・ドロ)を見出す。
 5つの造型原理を踏まえて、建築が大地あるいは風景に介入する上で「両律的均衡」の建築を最も優れている概念であるとし、修士計画:Villa Adriana遺跡観測施設計画を行うことで、現代における方法論として「両律的均衡」の建築を実践する。Villa Adrianaの「建築」と「大地」が並存する「両律的均衡」の建築から方法論を展開し、「建築」と「大地」が融合する「両律的均衡」の建築を計画する。
 本研究の展望は、「両律的均衡」という概念が普遍的かつ局所的であるため、定義を拡張することで都市部あるいは他の地域において展開することである。

途の礎

作品概要

 斜面密集地に、1つの防災拠点と3つの賃貸住宅を提案する。

 対象とした横浜市西戸部地区は、住宅密集地域であることに加え、急な斜面地形であるため、地区内には狭隘道路・階段・急坂・擁壁・段差が多く存在している。これらは都市計画上改善点とされ整備されていく方針にあるが、こういった斜面密集地ならではの課題は、同時に西戸部地区独自の魅力的な風景を構成していると考える。そこで、地形が起因となっている風景に着目して、まちを歩き、スケッチを書き溜めた。収集した風景を類型化し、そこから計画のキーワードとして静的な視点から、斜面地形による多様な「グラウンドレベル」と、動的な視点から、坂道・階段による豊かな「シークエンス」といった2つの言葉を抽出する。
 まちのシークエンスの中で印象点となっている4カ所の敷地を選定し、全体計画を踏まえた最小限の局所的な建築の更新を提案する。建築に地区の高低差を解消する通り抜け動線を持たせ、連続するシークエンスの中に、人の住まう空間を考えた。4つの建築が一本の軸線上で繋がることで、まちに避難経路にも成り得る新たな日常動線を生み出す。建築がまちの生活を支える途となり、風景を継承していく礎となる。

周縁のつむぎ 斜面林からはじめる郊外住宅地の再考

作品概要

郊外住宅地の台地の周縁に残る斜面林沿いにつくる「高齢者のための家」の計画であり、「地域の人にとっての居場所」の計画である。そして同時に、機能によって明確にわかれてしまった家や道、農地等をつむいでゆく計画である。
「高齢者のための家」の計画とは「高齢者のための居場所」の計画であり、ここでいう「家」は「生活する居場所」である。「地域の人にとっての居場所」も同様で、どちらも「家の拡張、もうひとつの家」といったイメージである。
敷地は千葉県市川市大野町。農村が宅地開発されベッドタウンとなった、ありふれた風景の広がる地域である。
対象敷地は1kmほどの台地の周縁部に残る斜面林沿いで、台地の周縁部は農家や近年の新しい住宅地による、ミニ開発によって出来た細い道や、私有林によってその環境にむらがある。リサーチを重ねることで、地形や斜面林の性格を評価し、斜面林沿いの修復や環境保全と同時にプロジェクトを展開する。対象地域の接する畑や住宅は、今も増えている耕作放棄地や空き屋などによってストックで溢れてゆく。この斜面林沿いが新たなネットワークとして機能することで、接する場所を利用することが出来る上に、ここに残る生業や空き家を有効活用する手だてとなる。
台地の周縁をつむぐという、郊外住宅地の更新のあり方の提案である。

2050年横須賀谷戸計画

作品概要

人口減少率全国1位という不名誉な称号をもつ街「横須賀」。人口減少傾向を見ると、地域により差があり、昔から人が住み、谷が入り組む地形を指す「谷戸」という地域の人口減少率が高い事がわかる。しかし、実際に歩き回ると豊かな地形により住環境としては魅力に満ち、横須賀の街に住む事の価値を秘めている様に思える。

その「谷戸地域」における人口減少の根底にある問題として挙げられるのが、「道」である。「道」を「車道」と「歩道」に分類すると、ほとんどが「歩道」に属し、これにより一般の住宅は車を所有を拒否される。しかし、公共施設や商店に注目すると、多くが埋め立て地などの平場に分散した事で、生活圏が広がり、車の使用が要求される事になった。これらと高齢化の問題が相まり、人口減少が急激に進む現状が生み出されている。これらはマスタープランが欠如した上で、街が発達していった代償であるように思える。

本計画は、2050年という点を設定し、長期的なスパンで、その「谷戸」地域を生活の為の器へと戻していく試みである。
手法としては、動線である「サークル」と機能である「レイヤー」を、既存の要素を手がかりに「在り方」として設定し、それらを土地の起伏にあわせて重層させていく事で、立体的なネットワークが形成され、街の新たなマスタープランが生み出される。
人々が街という集合した住まいに暮らすことで、横須賀にしかない豊かな生活を送る事が出来る事を期待する。

クレバス −既存建物を地形ととらえて設計すること−

愛着はあるけどつまらない故郷(富山県高岡市)に刺激を与えたい。今年潰れ、駅近くに在る総合スーパー「高岡サティ」の改造を試みる。

巨大建築である建物を地形ととらえ、隣を走る高架橋から川のような「道路」を建物の中に引き込み街とつなげる。その道路によって高岡サティは切り裂かれる。切り裂かれて残った台地には「自転車道」と「遊歩道」が立体的に流れこむ。

その結果、街に対して大きすぎた巨大建築は街となじむ。また、大きな一つの塊はいくつかの塊となり、キャラクターのある空間となる。街とラインがつながり、はみ出した道からは、街へ賑わいが溢れ出る。

街の機能を飲み込んだ建物となり、ハブ(複数の端末を集めて連結する中継器)のような機能を果たす事を期待する。

微地形の彩り

デスクワークでの固定された姿勢を解消するため,働く場所を立体的に分散させた集合住宅.スラブを折り曲げ螺旋状に配置することで,さまざまな働く姿勢に対応した微地形をつくり出した.

微地形のある暮らし-積層する100歳の集合住宅-

高齢者が使いづらい階段ではなく,緩やかな地形のようなスロープで建物を取り巻き,そこに住人の生活が溢れ出す集合住宅を提案.

地にならう、100年の棲み家

地形に沿ってつくられた段差を横断するように長屋を計画.段差がプライバシーを確保し,二方向に開いて周囲との関係性を構築する.

​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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