非合理性・非効率 Irrationality

~  編集中  ~

このページでは提案要素ごとに参考作品をカテゴライズを行っています。

​対象作品は全国建築学生賞、全国卒業設計賞、JIA修士設計展、トウキョウ建築コレクション、せんだいデザインリーグ、荒レンガ卒業設計展、全国合同設計展、中部卒業設計展、ディプロマ京都、デザインレビュー、長谷工コンペティション、ダイワハウスコンペティション、ERI学生コンペ、大東建託コンペティション、フューリックコンペティション、パブリックスペースコンペティションです。そのほか、関連の動画、書籍、雑誌、建築物もカテゴライズを行い、最大級最先端、最高技術の建築設計プラットフォームを目指します。

顔相的建築
- 吉阪隆正にみる「スキ」のある建築の提案 -

作品概要

本作品のテーマである「スキ」とは、建築家吉阪隆正の言論や作品の特徴を示すキーワードである。合理的な世界は広い非合理の一部でしかなく、この落差を「スキ」と定義した。吉阪作品の特徴はこのスキを積極的に受け入れた上で統一をもたらすことにある。そうして可能となる建築は、感情の伴う思い出や連想のある不思議な世界をかたちづけるものとなる。街にある顔相的建築にはこの条件が揃っている。本作品は、この分析から建築を構築する。

この目的を達成するために注目したのは、顔相研究の心理学者ポール・エクマンである。エクマンは人間の豊かな顔表情を物理的な方法で精密に分析していた。本作品では、この分析結果を利用し、街の顔相的建築の構造を本作品が提案する新しい顔相建築に応用、創造に役立てている。

敷地は、東京都葛飾区立石駅前周辺である。下町情緒溢れる街の雰囲気が、昨今の再開発により失われはじめているところで、荒川と中川に挟まれたゼロメートル地帯でもある。そこに地上5 . 4 mのペデストリアンデッキで結ばれた5つの複合施設を計画する。それらは非日常的な避難施設であり、ポール・エクマンに分析による顔相を有する建築で、市民が日常的に愛する建築である。合理的では決してないものを計画・構築する試みである。

歩く都市横断
- ロングトレイルによる非効率的経験とその価値化 -

作品概要

自動車や鉄道などの発達しすぎた交通網によって、人は歩かなくなった。初本来ひとつの大きなカタマリとしてあった都市の経験は断片的なものへとなっていく。しかし、最も本質的な都市の経験はこの移動の間にあるのではないだろうか。そこには歩くことでしか見ることができない風景がある。「歩くこと」は20世紀が忘れたものを取り戻す非効率的な経験なのである。青森県八戸市のロングトレイルコースを対象とし、設計者自身としての私が歩き、経験することでその場所・素材でしかできない建築と旅路の設計を行う。

それは単に余暇空間として機能するだけではなく、その場所に住む人々の生業を留め、守っていくものになるであろう。

偶然性を有する建築空間の可能性  - 紙屑から建築への空間試行 - 

僕自身の身の回りを構成している退屈な物体を建築というならば建築でない建築をつくりたい、という私的な不満と矛盾した思いから本修士設計は始まる。
建築でない建築とは何か。建築を合理的で計画的な物体と仮定した時、それと対立する偶然的な非合理的で無責任なものから建築をつくることを考えた。今回は紙屑というただのゴミから建築へ進化させるといういいかげんで馬鹿馬鹿しいとも思えることを試みる。紙屑の持っている形態を偶然的なものであると位置づけ、その複雑な小さな形態を人の入り込める「空間」に変換することで紙屑の建築的スケールを知覚する。
本計画では、建築でないもの「紙屑」から建築に進化していく過程を3つのSectionに分けて試行する。Section1ではプログラムや構造、設備等が建築を構成する合理的要素であるとして紙屑にそれらを付加していくことで建築に近づけていき、5つの住戸による集合住宅の設計として提案する。Section2では紙屑を模型と捉え、1/10から1/200のスケールをその紙屑模型に混在させることで様々に変化していく紙屑空間を知覚する。Section3では自宅に1/1の模型をつくることで紙屑空間を体験する。これら3つのSectionから身の回りに存在する退屈な建築ではない、発想・発見を誘発するような刺激的な建築空間を見出す。

むだが彩る協働の暮らし

機械やAIではなく,人が働くことの価値とは何か.むだや遠回りといった人間らしい行為がもたらす新しい働き方や暮らし方のある協働住宅の提案.

ON-road / OFF-road

あらゆるものが通るところに径ができる。何も通らないところには径はできない。径には〈目的地のある径=ONのまち〉と〈目的地のない径=OFFのまち〉があり、それぞれが通るまちの性格は異なる。住人は1日の中で、ONのまち、OFFのまちを行き来する。OFF-roadはあてもなくぶらぶら歩く、散歩道。人との距離感を探ることで生まれる径。ON-roadはまちの住人の生活を支えるサービスと人が目的地となる、ひとりひとりの経路。   

​~ 関連する建築家 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

​~ 関連する建築思想 ~
アルゴリズム建築・Algorithmic Architecture

アルゴリズム建築とは、情報処理技術を用いた、解像度の細かい離散過程を伴う設計の手法で、自然と人間の関係、自然と作為=人工的な構築の関係を再び定義し直すものである。自然は無限の連続体であるのに対して、そこにデザインの過程で人間の解釈が加わると必然的にその自然は有限の要素へと「離散化」される。アルゴリズムとは、同じく自然を離散化して理解するための方法でありながら、従来の近代までの解像度の粗い離散化過程とは異なり、より解像度の細かい自然の離散化を行ない、連続体としての自然そのものへと限りなく近づこうとする試みである。

【 2 】建築設計・各提案プロセスの作品パターン

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【 1 】建築設計・各提案プロセスの評価項目

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