​全国ケンコミ建築設計研究所
​これからの建築を考える

この日本には課題がたくさんある課題先進国であるが一方で課題解決先進国でもある。

今現在も多くの課題を解決するためたくさんの人が考えている。建築学生もその一人になろう。みんなで協力して考えていくべきだ。様々な方の教訓を建築の視点でとらえアーカイブを行う。

​~ Session1空間性「光」 ~
​第1章 光と闇の対比

安藤忠雄:六甲の教会(風の教会)

建物は礼拝堂と鐘楼、アプローチとなるすりガラスのコロネード、南面の自立壁で構成されている。安藤氏にとって初の教会堂建築となるこの建物に用いられる素材も、コンクリートと石、ガラス、鉄に限定され、空間は光と闇の対比をテーマに構成されている。
光を透過するコロネードを通り鉄の扉を開けると、スリット窓から差し込むわずかな光しか届かない教会堂のエントランスが現れる。このわずかな空間が風防室ならぬ光防室のような役割を果たし、その先に続く聖堂の豊かな光を強調している。 宗教施設ではない結婚式場としての依頼とはいえ、安藤氏自身は中世ロマネスクの教会堂建築がもった神聖な空間をつくり出すことを目的とし、装飾的要素を最小限にとどめ粗削りな石材で作り上げられたフランスのセナンク修道院などを参照して設計にあたった。 建物内部は、正面(西側)に鉄製の十字架が掲げられた聖壇があり、南側は壁面の二分の一を占める大開口となっている。この開口部には柱と梁が逆十字に通っていて、光の教会で壁いっぱいに十字の切込みを入れ、そこから差し込む外光で光の十字架を演出したものとはちょうど逆に、玄昌石の敷かれた床に影の十字架を形成する仕掛けとなっている。

安藤忠雄:ANDO MUSEUM

安藤忠雄の設計による打ち放しコンクリートの空間が、本村地区に残る築約100年の木造民家の中に新しい命を吹き込んでいます。過去と現在、木とコンクリート、光と闇。対立した要素が重なり合う、小さいながらも安藤忠雄の建築要素が凝縮された空間です。安藤忠雄の活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチ、模型だけではなく新たに生まれ変わった建物と空間そのものをご覧いただく美術館です。

​第2章 象徴的な光

安藤忠雄:光の教会

礼拝堂は、比率1:3の長方形の箱を斜めに貫くように壁が配置されている。斜めに貫入した壁によって生まれた空間に礼拝堂の入口があり、そこから屋内に入るとこの建物を大きく印象付ける光の十字架を正面に見ることが出来る。この壁が外光を遮り、十字架から差し込む光をより印象深いものにしている 。単なる「明るさ」ではなく影により印象付けられる「光」により簡素で清々とした空間が出来上がっている。
これは安藤氏が幼少期からすごした三軒長屋、中宮町の住宅の改築時、屋根を取り払った際に暗い長屋に差し込んだ一筋の光に衝撃を受けたことが大きく影響していると安藤氏自身も語っている。

​第2章 削っていく建築

安藤忠雄:上方落語協会会館

天満天神繁昌亭周辺に分散する資料室や稽古場などの機能を一箇所にまとめた、上方落語協会の新しい会館ビル。大阪天満宮のお膝元に位置する。
採光部の挿入により斜めに切り取られた上部と、入口に当たる部分のスリットが対になるようなデザインや、上方落語の「上」の文字をあらわした左側のスリットなど、まず敷地いっぱいに箱を置き、そこから幾何学的要素を取り込みアレンジしていくデザイン手法が見て取れる。
上部の大きな三角窓と天窓の組み合わせなど、光の美術館/クルーべ・ギャルリー」でも見られたデザインを採用し、吹き抜けを通り各階へ自然光を取り入れている。

​第3章 光を取り込むサンルーム

安藤忠雄:十和田市教育プラザ

松の緑青に桜の薄桃色が映える官庁街通り。馬蹄モニュメント(カリヨン)がある桜の広場は、十和田市民の憩いの場。旧陸軍軍馬補充部三本木支部の跡地に植えられ、約1世紀の間まちを見守り続けてきた桜の古木。受け継がれてきた財産を活かしながら、今までにない総合施設ができました。
それが、図書館と教育研修機能をあわせもつ「十和田市教育プラザ」です。設計は日本を代表する建築家、安藤忠雄氏。独学で建築を学び、数々の公共施設を設計してきました。「これからの地方都市の最重要課題は人材育成」という信念のもと、十和田の美しい自然と調和する"新しい教育の場”を提案しました。施設内に5つ設けられたサンルームは、あえて目的を絞らない空間をつくることで、さまざまな人々が出会い、コミュニケーションするきっかけを用意しています。世代、立場、考え方を越えて対話するときに生まれる、気づきや感動。その”本ではない本”、活字にならない情報こそが、これからの時代に必要な「考える力」や、「尊重しあう心」を養う糧となる。建築家からのメッセージです。

​第3章 光と風が流れる空間

隈研吾:スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店

大宰府天満宮に至る参道に沿ってたつ、スターバックスコーヒー。間口7.5m奥行き約40mの長細い敷地を考慮して、木をななめに組み、光と風が流れるような有機的な空間をつくった。
内部空間を覆い尽くすX形の木組みは、60角の1.3m~4mの杉材を約2000本使用して、材の全長は4kmにおよぶ。木組みは筋交いとして、建物を支える。全体を組んだ後、ジョイントをダボで縫うことにより、木組みをより硬いものとした。太宰府という歴史ある土地と、現代的な木造技術の遭遇が、他のスターバックスとは異なるユニークな空間を生み出した。

​第2章 光による多様な表情

隈研吾:虹口SOHO

シェアオフィスを低層部に持つ、都市に開かれ、都市とつながったオフィスビル。ゆるやかに都市とつながるイメージをファサード、パブリックスペースでも展開した。幅18mmのアルミのプレートを編んだレースのようなメッシュでヒダを作り、ドレスのようにやわらかなファサードが実現した。

太陽光の角度・強さ・色が変化するとメッシュのヒダは段々に変化する。パブリックスペースもまた石とアルミプレートを用いて生物の皮膚のようなイメージを実現し、通常の「固い」オフィスビルとは対照的なやわらかな空気感を作り出すことが出来た。

隈研吾:マルセイユ現代美術センター

アートの地域分権を目的として、1982年に設立されたFRAC(FOND Regional D’ Art Comtemporain)のプロバンス、アルプス、コートダジュール地域での拠点施設。FRACは、若いアーティストの育成、新しいアートの創造を目的とする地域密着型の組織であり、本計画もFRACの理念に従い、従来の閉じた箱としての美術館に代わる、地域に開かれた建築をめざした。

敷地はマルセイユのウォーターフロント地区に位置し、2つの道路に囲まれて、三角形の特徴的な形状をしている。閉じた箱状の展示空間を作るのではなく、マルセイユ独特の狭い路地がそのまま立体化して、その立体化された道路そのものが、展示空間として使用できるという計画とした。コルビュジェはマルセイユのユニテ・ダビタシオン(1952)で同じように路地の共同化を試みた。われわれは、スパイラルという新しい概念を用いて、三次元の路地を表現しようと試みた。コーナー部分と、通り隣地に面して空中テラスを設け、テラスそのものが屋外アートの制作、展示、さまざまな会合、パーティにも使われる多目的空間と位置づけた。

外装には、エナメルガラスを用いて、粒子が集積したようなやわらかなファサードに挑戦した。エナメルガラスのパネルには、それぞれが微妙にことなる角度でとりつけられ、地中海の強い光を、細かい粒子へと分解する。コルビュジェは、プリーズソレイユで光の問題を解決しようと試みたが、われわれは粒子を用いてその問題を解決しようと試みた。「壁のない美術館」とはアントレ・マルローが1947年に提唱したアイディアだが、われわれはこの「あいまいなファサード」を用いてマルローの試みを継続しようとした。

隈研吾:マルセイユ現代美術センター

アートの地域分権を目的として、1982年に設立されたFRAC(FOND Regional D’ Art Comtemporain)のプロバンス、アルプス、コートダジュール地域での拠点施設。FRACは、若いアーティストの育成、新しいアートの創造を目的とする地域密着型の組織であり、本計画もFRACの理念に従い、従来の閉じた箱としての美術館に代わる、地域に開かれた建築をめざした。

敷地はマルセイユのウォーターフロント地区に位置し、2つの道路に囲まれて、三角形の特徴的な形状をしている。閉じた箱状の展示空間を作るのではなく、マルセイユ独特の狭い路地がそのまま立体化して、その立体化された道路そのものが、展示空間として使用できるという計画とした。コルビュジェはマルセイユのユニテ・ダビタシオン(1952)で同じように路地の共同化を試みた。われわれは、スパイラルという新しい概念を用いて、三次元の路地を表現しようと試みた。コーナー部分と、通り隣地に面して空中テラスを設け、テラスそのものが屋外アートの制作、展示、さまざまな会合、パーティにも使われる多目的空間と位置づけた。

外装には、エナメルガラスを用いて、粒子が集積したようなやわらかなファサードに挑戦した。エナメルガラスのパネルには、それぞれが微妙にことなる角度でとりつけられ、地中海の強い光を、細かい粒子へと分解する。コルビュジェは、プリーズソレイユで光の問題を解決しようと試みたが、われわれは粒子を用いてその問題を解決しようと試みた。「壁のない美術館」とはアントレ・マルローが1947年に提唱したアイディアだが、われわれはこの「あいまいなファサード」を用いてマルローの試みを継続しようとした。

 コンセプト ~

このサイトは様々なサイトや学生団体をまとめるある種「建築学生の教科書的役割」を果たしています。サイトの情報は先輩から後輩へ引き継ぎ共有していくため日々更新を続け成長していきます。全国の全建築学生が共有できるよう友達にサイトを共有しよう。 リンク

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