ザハ・ハディッド   زها حديد‎

現代建築における脱構築主義を代表する建築家の一人で、コンテストに優勝しても、デザインが奇抜すぎて建築されなかったことも多いことから、「アンビルト(建たず)の女王」の異名を持っていた。近年では、建築技術進歩により建築可能物件が増えてきている。3次元CADを用いコンピューテーショナルデザインパラメトリックモデリングの手法を駆使し、従来にない曲線的なデザインを実現してきた

【 ザハ・ハディド 】

focusアスリート 建築家 ザハ・ハディド(Zaha Hadid)

【 ザハ・ハディド 】

HD 字幕 ザハ・ハディド Zaha Hadid Full Q&A Oxford Union

【カーディフベイ・オペラハウス1995】

カーディフベイオペラハウスは、カーディフ湾再開発プロジェクトの重要な部分として1990年代に考案されたカーディフ湾、カーディフウェールズの舞台芸術のための提案されたセンターでした。 この計画の目的の一つは、当時カーディフの新劇場に拠点を置いていたウェールズ国立オペラ会社の新しい家を作することでした。ウェールズミレニアムセンターはその場所に建てられ、2004年にオープンしました。カーディフ・ベイ・デベロップメント・コーポレーションの支援を受けたこの計画は、ウェールズ国立オペラ恒久的な家をカーディフ湾のインナーハーバー近くの敷地に建設することであった。国際的なデザインコンペティションが開催され、最終的にはイラク生まれの建築家ザハ・ハディッドによって獲得されました。ハディッドのデザインは、メディアの一部によってクリスタルネックレスと呼ばれています。しかし、このプロジェクトは、英国国家宝くじから資金を配分した団体であるミレニアム委員会から資金援助を得ることができなかった。.

【広州大劇院広州オペラハウス2010】

広州大劇院は中華人民共和国広州市天河区江西路1号に位置する劇場。建築はザハ・ハディドに設計された。当初は「広州歌劇院」の仮称であったが、2010年4月に「広州大劇院」に改称された。パール川の小石をモチーフにしたファサードが特徴の建物で、オペラハウス内部は美しい星空のようなキラキラとした照明が設置されています。

1,800席のオペラハウスと400席の多目的ホール。加えて両者をつなぐ広いプラットフォームからなっている。延床面積70,000mi、高さ43mの巨体は、ザハ特有のデコンストラヴィスティックなふたつの建築フォルムを形成している。建物の外観形態は、近隣を流れるパール川にあるふたつの小石を参照したものだ。流れに浸食された石をシンボライズした形は、空間的に自由な角度に折り曲げられ傾斜した多面体を構成。強いヴィジュアルインパクトを観客に与えている。実際にはオペラハウスが傾斜した3角形もしくは4角形の64面で覆われているのに対し、多目的ホールは37面で覆われている。異なるサーフェスが相交わる接続面はシリンダー状に面取りされ、複数の接続面が集まる角部分はハイパーボリック(双曲面的)な面取りと、厄介な処理が施されている建物は屋根とカーテンウォールをインテグレートさせた建築システムで、2重のストーン・パネルガラスによるクラッディングを採用。ガラスゾーンが自由な形態で、建物にまとわりついた構成で、これが建物により込み入った表情を与えている。屋根やファサード上には種々の凸凹面が生まれており最大のものは18mもの落差を生じている。そのため外壁は突出・陥没を繰り返し、これによりジオメトリックな固さを軽減している。オペラハウスの平面的長さは136m、幅は129mに対し、多目的ホールのそれは88mと62mとなっている。

【エヴリン・グレース・アカデミー2010】

ハディド氏とアラップの協働で最近竣工したのが、英国・ロンドンの「エヴリン・グレース・アカデミー」である。設計のコンセプトは「複数の小さな学校から成る、一つの学校」というテーマで、建築的にも、個々の小さな学校の存在がわかるような分節的な建物構成としたい、ということだった。これは構造的にも挑戦で、平面を上下階でずらした部分にはキャンチレバーが必要となり、それに伴いファサードの納まりも複雑になった。彼女の代名詞とも言える曲線こそ少ないが、壁は斜行している。そのスラスト(柱の脚元が広がろうとする力)処理が床スラブ内で納まるよう設計した。このプロジェクトでは、予算の制約などにより、設計者間で最初にルールを決め、斜行する壁は、外観に影響を与える部分のみとし、シア・ウォール(耐震壁)は垂直となるよう配置することにした。「建築の歴史=人の歴史」、と言えるくらい、建築は人に密接したもので、それが故に古い体質の残る産業でもある。が、彼女のような形への探求心が新しい職能を必要とし、形の持つ力が感動を与えることもある。

【シェイク・ザイード橋2010】

橋梁としては、メインスパン以外は支点間隔が短く、吊られている1径間以外は50m程度の連続桁橋。支持地盤が良いとは思えない場所なので、主径間のアーチの水平力をとるための構造が必要で、左岸のアーチリブの跳ね上がりは側径間の桁の重量で水平力をとるバランスアーチとして働いている。アーチ支間が短くなるごとに大きなコンクリートブロックで水平力を取っている。潔く豪快な彫刻。

アクアティクス・センター2011】

アクアティクス・センター は、ロンドンストラトフォード・シティオリンピック・パーク内に建設された屋内水泳施設。50メートルの競泳用プールおよび25メートルの飛込用プールを備え、2012年のロンドンオリンピックおよびロンドンパラリンピックで使用された。アクアティクス・センターはプリツカー賞を受賞した実績をもつ設計者のザハ・ハディッドによって、ロンドンが五輪招致に成功する前の2004年に設計された。ロンドン東部のストラトフォードにあるオリンピック・パーク内に位置し、ウォーターワークス川を挟んでオリンピック・スタジアムの向かい側、ウォーター・ポロ・アリーナに隣接する形で建設された。曲線を描く屋根に特徴があり、オリンピック・パークに来場する訪問客が園内に入って最初に目にする施設となる。

【 アクアティクス・センター 】

Zaha Hadid Architects: RIBA Stirling Prize shortlist Aquatic Centre

【リバーサイド博物館2011】

イギリスのグラスゴーにあるザハ・ハディッドが設計した博物館「リバーサイドミュージアム」ギザギザの屋根がインパクト抜群の建物で、波をイメージしたデザインが特徴となっています。建物の両側がガラス張りの開口部となっており、街側から海側を曲折しながら繋いでいます。この超近代的な文化的な建物は、グラスゴーのスコットランドの都市で最も新しいの一つであります。しっかりザハハディッドアーキテクツが設計しました、博物館は、自動車の祖先を含むさまざまな展示会のために責任があります、交通工学、造船と強くグラスゴーの産業史にリンクされている他の建設、スコットランドの都市のイメージである建築作品の真のリーダー、デザインと技術の最前線

【ヘイダル・アリエフ・センター2011】

ヘイダル・アリエフ・センターは、アゼルバイジャンの首都、バクーにある複合施設である。

総面積57519平方メートルの広大なカルチャーセンターで、館内にはアゼルバイジャンの歴史や文化、ヘイダル・アリエフ前大統領の個人史を紹介するミュージアムのほかに、企画展が行われる美術館やコンサートホールなど、さまざまな文化施設が設けられている。さまざまな表情を見せてくれる複雑な曲線づかいが生み出す造形美を持ち、正面のガラスにバクーのビル群が映りこんでいる光景も幻想的である。さまざまな機能の風景や包装の自然地形の折り畳みによって出てくる流体の形態であります。この建築の屋根伏せ図がヘイダル・アリエフ前大統領のサインの形になっている。センターのすべての機能、そして、エントリ、単一の連続面に折り目で表され、この流体の形態では、同時にしながら、異なる文化的なスペースをリンクする機会を与えてくれます、独自のアイデンティティとブライバシーを中央のすべての要素を提供、それは内部のひだのよう、センターの内部景観の一部となるために皮膚を侵食します。、国の文化的なプログラムのための主要な建物になるように設計、設計は、継続的な関係を確立します、流体、その環境の間都市広場、そして、建物の中場所、バクーの都市構造の一部として、すべてにアクセス可能、公共の室内空間を包み込むようにしてもリフト、現代と伝統的アゼルバイジャン文化の集団お祝いに専念スペースの配置を定義します。

【 ヘイダル・アリエフ・センター 】

【アゼルバイジャンの可能性】Vol.2 ヘイダルアリエフセンター

【 ヘイダル・アリエフ・センター 】

【なぜこの形】アゼルバイジャンのヘイダルアリエフセンターはなぜこの形になったのか?

【 ヘイダル・アリエフ・センター 】

【辛坊解説】バクー ザハ・ハディドの建築(後編)~辛坊の旅~

【銀河SOHO2012】

中国の首都北京にある大規模な商業ビル「北京・銀河SOHO」は、直線の部分が無い、曲線だけで作られているように見える建物です。建築物は普通、無機質な外見をしていますが、「北京・銀河SOHO」は生物的な形をしています。
4つの丸いお団子のような建物を、緩やかなカーブを描いた通路が繋いでいます。
コンクリートの壁をアルミパネルが覆っているので、全体では白く見えます。
窓の部分が暗く見える時もあり、壁の白と相まって渦巻きの様に見えることもあります。
総合的なテナントビルで、商業スペースやオフィスが入り、最上階はレストランとカフェなどになっています。商業スペースには広い吹き抜けの空間があり、高いガラス天井が全天候型の広場を形成しています。垂直方向水平方向にもあらゆる曲線が使われて、柔らかいイメージが建物全体を包み込んでいます。

【 銀河SOHO 】

Galaxy SOHO in Beijing 外観

【 銀河SOHO 】

The Growth of Galaxy SOHO 建築施工

【ウィーン経済大学ラーニングセンター2013】

ウイーン経済大学(WU)のラーニングセンター。壁が傾いているだけでなく、さらに建物頂部に大空間の重しまで乗って不安定感に拍車をかけています。内部が凄いです。スター・トレックで描かれたようなSF空間もすでに現実になりました。

【香港工科大学ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー2013】

グリッド状に配置されたキャンパスを抜けて行くと目に飛び込んでくる超奇抜な建築が香港理工大学のジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー。雲に解けて行くような真っ白な建築は、その外形もファサードも不思議な感じ。エントランスに行くと建築全体がうねるような形に見える。内部に入ると外形通り不思議な感じ。

【東大門デザインプラザ2014】

韓国・ソウルにある問屋市場と近代的な巨大なビルが立ち並ぶ東大門に、昨年3月に急逝したザハ・ハディドが設計した驚くべきフォルムの建築がある。「東大門デザインプラザ」通称「DDP」と言われるこの建築は、新国立競技場のザハ・ハディド案が白紙撤回された今、日本から最も近い場所にあるザハ・ハディド建築になった。東大門一帯のランドマークになっている。地下鉄2号線の「東大門歴史文化公園」駅から直結していて、むしろデザイン的連結されるような見た目になっている。地下鉄の駅から外に出ると、オウルリムスクエアという24時間解放している広場に出て、近未来SFのようなフォルムの巨大なファサード。表面がアルミのパネルで覆われいてUFOのような感じもするが、有機的にヴォリュームが連続していて生き物のような感じもする脱構築主義建築である。4つの機能と外部の広場としての役割を有機的につなげているからこそ、この流線型のフォルムが効果的に働いている。

【 東大門デザインプラザ 】

DDP - Dongdaemun Design Plaza - 東大門デザインプラザ 外観

【 東大門デザインプラザ 】

ソウル観光 ザハハディド設計 東大門デザインプラザ 内観

【望京SOHO2015】

望京エリアも地下鉄が開通し、新たなビジネス街として脚光を浴びている。その中心にあるのが「望京SOHO」のある一帯である。そこには、かつてからある米国企業のオフィス棟群があり、それらの西側の広い敷地に、特異なラウンド形状の三つの建築物が目を引く「望京SOHO」が建ちあがった。 「望京SOHO」の周りを一周してみると、観る角度によって表情を変える有機的な建物に設計の秀逸さを感じる。隣接するMicrosoft、caterpillar、ダイムラーといった世界に名だたる企業の中国本社のオフィス棟群は、通常の角張った建築物であるので、各社のロゴを除けばどこにでもありそうなオフィス棟であるが、「望京SOHO」は異質な存在感を放っている。北京市の中心部にある「銀河SOHO」をこの「望京SOHO」の姉妹SOHOとするならば、ザハ・ハディド氏の残した「個性のある有機的なフォルムの建築物群」は、異彩を放っている。ザハ・ハディド氏は他界してしまったが、彼女の思想のDNAはこの「無個性な建築設計の流れ」をくむ中国大陸にあって、より存在感を強めているように感じられる。

 

【 望京SOHO 】

zahahadid 扎哈.哈迪德 望京SOHO 延时摄影 timelaspe

【 望京SOHO 】

Wangjing SOHO CG動画

【メスナー山岳博物館・コロネス2015】

メスナーは8, 000メートル以上に及ぶ全世界の14の山を最初に登った人で、エベレストの山頂には酸素を補給しないで最初に登場し、MMMコロネスのビジョンを伝えています:「クロンプラッツはサウスチロルの国境を越える景色をコンパスのすべてのポイント:東のLienz Dolomitesから西のOrtlerまで、南のMarmolada氷河から北のZillertal Alpsまで。 この博物館は私の子供時代の世界の鏡です.Geislerspitzen、Heiligkreuzkofel(私の一生の中で最も難しい登山)の中心のバットレス、そしてAhrn Valleyの穏やかな花崗岩の山々です。 Kronplatzでは、私は近代的な登山の発展とその設備に関する250年の進歩を提示します。 マッターホルン、セロトーレ、K2の世界で最も有名な山々の勝利と悲劇を語り、遺物や思考、芸術作品の助けを借りてアルピニズムを光らせ、MMMコロネスの内部にある外側の山のバッククロスを反映させます"

 

【サレルノ・フェリー・ターミナル2016】

イタリア南部サレルノ(Salerno)の港湾地区再開発の一環として建設された新フェリーターミナルは、牡蠣(かき)に発想を得たデザイン。ハディド建築の特徴である流線形と曲線をアレンジした柔らかな印象の「中身」を硬い「殻」が覆っている。牡蠣を思わせる建物は、ラウンジやパスポートコントロールなど、国際線・国内線の両方に対応できる。夜は灯台のように周囲を照らす。ポンペイや見事な景観で知られるアマルフィも近く、観光の拠点として使える。

【サレルノ・フェリー・ターミナル2016】

遺棄されていたハンザ同盟時代の旧消防署を再利用および拡張し、500名のスタッフを収容する新しい本社ビルを建築した。 約7年の歳月をかけ2016年の秋に完成した建物は、同年3月に急逝したザハの遺作ともいえる作品。 旧消防署の建物の外観はそのままに、巨大なダイヤモンドのオブジェを思わせる増築部を大胆に融合させている。 増築部の外観は、ダイヤモンドの取引量世界一のアントワープにふさわしく、南に向かい尖った形状は港湾都市を象徴する船のようだ。ドックと川に挟まれて建つ、港が最も栄えた16世紀の様式の旧消防局の建物を修復し、その上に4階建てのガラス張りの新館を増築するというザハらしい大胆なデザインと構造だ。船を思わせるようなフォルムの新館を覆う三角形のガラスが切子面のように光を反射し、アントワープのもう一つの主要産業であるダイヤモンドを思わせる。空や雲の流れゆく様子もガラスに映り込み、建物にさらなる表情を与えている。港と街を望む展望も素晴らしく、ザハがしのばれるパワフルな建築だ。

【サレルノ・フェリー・ターミナル2016】

「ナポリ、アフラゴーラ高速列車駅」は、駅の両サイドのコミュニティをつなぐアーバン・パブリック、プリッジとしてデザインされている。また乗臨客や乗換え客のサーキュレーション・ルートが最小になるように考業されている。客の通路が基本となって、駅の全内部空間の幾何学を決定している。駅両サイドの大きなエントランスは、ビジターを歓迎すると同時に、多くの店舗やアメニティが並ぶ高架のパブリックゾーンへと人々を導く、駅両サイドからのビジターは、カフェやレストランから見降ろせる中央アトリウムに至る。この中央アトリウムは、駅の建設計画において非常に要望の強かった新しいパブリック・スペースであり、また乗臨客が各プラットホームへ下るメインコンコースも強い要望があった。駅舎は既存の鉄適道線の上部をまたくぐ踏線橋的な建物。台形的断面形をもつ建物は、長さ450mに渡って蛇がうねるように空中を伸びる長大なストラクチャーだ。カーブしていく高架のコンコースには、コリアンをまとった200本のスティール・リブが、ガラストップライトを支持して明るい空間を形成している。内部に使用されているコンクリートは、幸間が最適なパフォーマンスができるよう特殊な構成のコンクリートが使用されている。それはザハ・ハディドが「ローマ21世紀美術館」建設時に初めて開発したテクノロジーを用いたものだ。その木製理枠はプレファブ化されたスティール・ユニットに置き換えられており、2重曲線部分はCNC(コンビュータ数値制御)によって構成されたポリスチレンモデルによって形成された。メインコンコースは駅舎のエコロジカルサステイナビリティに資するよう配置されている。屋根に配置されたソーラー・バネル自然光、自然換気に加えて地下熱源冷却&暖戻システムにより、同駅は最小のエネルギー消費率となっている。12年間で470億ユーロをつぎ込んだこのプロジェクトは、南イタリアの発展に大きく寄与している。全体が完成すると、「ナポリ・アフラゴーラ駅」は日々32,700人が使用し、通勤客は毎日朝タのラッシュ時に4,800人が乗する。日に上下28本のハイスピード・トレンが止まる。高度な美学的デザインとエンジニアリング的技

【キャピタル・ヒル・レジデンス2018】

ロシアの首都モスクワにほど近いバルビバ森林に建てられたこの邸宅は、キャピタル・ヒル・レジデンスと名付けられており、戦艦のようなシルエットやZahaらしい曲線と直線を組み合わせた独創的なデザインが魅力。謎に包まれたこの4階建ての邸宅には、一般的なリビングやキッチンをはじめ、エンターテイメント&レクレーションルーム、屋内スイミングプール、図書室など、子供も一緒になって楽しめるスペースも完備している。 家は20メートルの高さに成長する松と白樺の木の間に位置し、建築家と彼女のクライアントの両方がそれをで簡単に紛れもないスタイルによって定義され、住居の自然環境にインスパイアされた流動的なジオメトリーとラインが特徴です

【キャピタル・ヒル・レジデンス2018】

​​​​​​常夏のマイアミはリゾート地であるだけに、いわゆるマンションとなると広々としたゴージャスなものが多い。タワーのデザインはザハ・ハディド事務所の超高層ビルに関する研究の成果を引き継いだもので、建物全てに及ぶエンジニアリング技術で裏打ちされた。ザハ特有の流動的建築表現をまとっている。建物のコンクリートエクソスケルトン(外得格)は、ベリメーター部分流体的なラインで構成し、それらが構造的支持体である縦型交差プレースとなっている。最高階から最低階まで一つの連続したフレームで構成された建物は、上昇するに連れてベース部分から立ち上がった柱が扇形に広がりブレースとなり、コーナー部分で側面からの同じようなブレースと繋がることによって建物をひとつの閣固なチューブとし、マイアミの強い風荷重に対抗している。そのカーブした文持体がハリケーンを物ともしない強固なダイヤゴナル・ブレス(交差プレース)を形成している。「ワンサウザンドミュージアム」はグラスファイバー強化コンクリート製の型枠を使用し、工事がタワーの上部に進むに連れて所々で残存されている。エクソスケルトンのフレームが建物のペリメーターにあるため、タワーのインテリアフロアはほとんどコラム・フリーとなっている。外壁に現れた巨大なブレースの曲率により、各階のフロアプランは少しずつ異なっている。低層層ではテラスがコーナーからキャンテイレバーで出ているのに対し、上層階では巨大なブレースの背後に配されている。アメニティー施設としては、帰上階にアクアティク・センター、ラウンジ、イベント・スペースがあり、ランドスケーブ・デザインが施されたガーデン、テラス、ブールなどはロピーや居住者用パーキングの上部に設けられている。

北京大興国際空港ターミナルビル

。建築家ザハ・ハディッド設計によるヒトデ空港ターミナルビルは、単体では世界最大であり(103万m2)、4本の滑走路を有し、当面は7200万人程度の利用者数を想定しているが、最終完成時には滑走路は8本になって1億2000万人超の処理能力を備えるとされる。5GAIロボットなどの最先端技術で空港はスマート化された。

【新国立競技場コンペ2020】

2020東京五輪で使用予定で、当初は2019ラグビーW杯も行われる予定だった日本国立競技場の彼女のデザイン案は、2012年11月に国際コンペにて選ばれた。なお、最初はコンペへの参加に消極的だったとも言われる。設計責任を負わないデザイン監修者として監修料13億円 で施主の日本スポーツ振興センター(JSC)と契約し、設計自体は日本の設計者が担当していった。

流線形が注目された一方で、巨大さが景観を損ね建設費も莫大過ぎるとして、一部アスリートも含め各方面から批判が噴出していった。2013年11月に約25%縮小するも、年間維持費は約41億円に上るともいわれた。ただし、規模は施主のJSCが定めた応募条件であり、決して彼女に非は無いともいわれた。彼女のデザインを推したコンペ審査委員長の安藤忠雄は前日の会見で、建設費まで視野に入れる義務はなかったし、2,520億円(7月7日の最終試算額)に驚いたと述べていた。再コンペには日建設計と組んで参加する計画だったが、今回は「デザインビルド方式」で、組む施工者が見つからず応募を断念した。隈研吾のA案採用が決定した12月22日には、座席などの内部が「我々のデザインに驚くほど似ている」とコメントし、知的財産権を主張した(もう一方のB案で敗れた伊東豊雄柱割りなどの類似性を指摘した)。

彼女の最初の案は、スロープが隣接の首都高線路をまたぐスケールだったが、縮小後の案には、ダイナミズムの低下槇文彦)、亀のような鈍重磯崎新)な姿 との声があった。一方で、竹中工務店出身の吉田研介 や「ザハ流の3次元設計」を高評価する藤村龍至 らの建築家や、作家の岩崎夏海 や経済アナリストの森永卓郎 やタレントのDAIGO など、惜しむ意見もあった。リカルド・トッサーニは、日本の建築家による木造建築を想起させる新デザイン(A案・B案)を「妥協案」と評し、ザハ案のほうが未来への方向性が見られたとコメントした。

【 新国立競技場 

ザハ・ハディド氏「新国立競技場デザイン・コンクール表彰式 プレゼンテーション」

【 新国立競技場 

ザハ・ハディドが、新国立競技場に関して、日本語での、ビデオプレゼンテーションとレポートの動画。

【 新国立競技場 

新国立競技場問題 安藤忠雄氏が記者会見

【 新国立競技場 

「なぜ?」あのデザイン選んだ責任者、安藤忠雄氏

 コンセプト ~

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